コナン素人が選ぶ個人的コナン映画ランキング
みなさん、こんにちは。
気が付くと自分もいい歳であるにもかかわらずいつまでも学生のような気分が抜けません。
「小さくなっても頭脳は大人」の真逆を歩み続けているようで非常に辛いのですが、ここ最近コナン映画にドハマりしています。
まず先に言っておきますが自分はコナンの知識は少なくいわゆる「クソにわか」です。
「金田一少年の事件簿」は漫画も「獄門塾殺人事件」くらいまで集めていましたし実写も全部観るくらい好きだったのですが、コナンに関しては学生時代に部活終わりにテレビでやってたら観るくらいでした。
映画版に至っては金曜ロードショーでやってたら観るくらいで録画すらしたことはありません。
しかし、数年前にひょんなことから大ヒットしたコナン映画「ゼロの執行人」を劇場で鑑賞してから、コナン映画は取り敢えず劇場で観ることが定番となりました(定番と言ってもまだ2作ですが)。
そして、一昨年くらいから「せっかくだから鑑賞して無い作品全部観るか」と言う気持ちが生まれては消え、最新作「緋色の弾丸」の鑑賞直前にようやく全23作の鑑賞が終わりました。
今回はそんな「コナンクソにわか」の僕が23作の中で特に面白く感じた3作をご紹介させていただきます。
■個人的コナン映画3位:『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』(2002)
いきなり名作と名高い「ベイカー街の亡霊」を持ってきたので「あー、つまんな」と思った人もいらっしゃると思います。
安心してください、これはほんのあいさつ代わりです。
コナンたちが仮想体験型ゲーム機「コクーン」を利用中に暴走したAIによるデスゲームが始まると言う物語が展開される本作。
VRゲームが流行ってるのか流行ってないのか何とも言えない現代からすると2002年の作品としてはリアルな未来っぽさを描いていてスゲーと一瞬思います。
ただ、暴走したAIや仮想現実を描いた作品は名作『トロン』などもあり2002年は既にそこそこ手垢の付き切った時代でもあります。
しかし、コナン映画は本作が皮切りかは詳しくないので分からないですが、「最新のもの」を取り敢えず作品に組み込むことが増えていきます。
「異次元の狙撃手」ではスカイツリー、「緋色の弾丸」ではリニア、「ゼロの執行人」ではこんなの絶対子供は分からないだろと言う「TORブラウザ」なんかも出てきます。
その中でも「ベイカー街の亡霊」は特に「娯楽映画」としての完成度が高く、SF的な装置と「シャーロック・ホームズ」の舞台を織り交ぜた物語が先がどうなるのかを想像させない点で魅力的に機能していました。
■個人的コナン映画2位:『名探偵コナン から紅の恋歌』(2017)
近年のコナン映画って完全に「キャラ物」と言うか「キャラ推し」が激しくなってますよね。
「ゼロの執行人」は安室、「紺青の拳」は怪盗キッドと京極、そして「緋色の弾丸」は赤井ファミリー。
2022年はそろそろまたジンの兄貴が来るんじゃないかとか思ってますが、とにかく最近はキャラ推し作品がとにかく多く感じます。
えっ、3作目の「世紀末の魔術師」はキッドだし7作目の「迷宮の十字路」は服部だったって? 君は知りすぎたみたいだね。
キャラ推し作品自体は別に構わないのですが、メインとなるキャラの格好いい部分を見せたい!と言う性質上、物語の筋がめっちゃめちゃになっているケースも少なくありません。
そんな中、比較的近年の作品である「から紅の恋歌」は驚くほどに物語の中心となる事件と犯人の行動に筋が通った内容になっています。
コナン映画は基本的に見どころを作るために様々な施設が爆発したり大事故が起きることが多いのですが、その結果として犯人がいかなる動機であれクソ野郎になります。
作中では明言こそされなかったものの「ゼロの執行人」は、動機が勘違いのくせに恐らくそこそこの死傷者を出してるので犯人がただただ不憫でした。
しかし、本作は定期的な爆発で鑑賞者を楽しませてくれるものの、無関係な人を巻き込む爆破を繰り返すに足る動機が犯人にあり、また事件の真相が「殺人」の物悲しさを感じさせてくれる見事な幕引き。
服部と和葉がメインとなる、いわゆる「キャラ推し」作品でありながら良質な脚本を持った作品でした。
■個人的コナン映画1位:『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』(2006)
「これあんまり面白くなかったやつじゃん」と思った方もいらっしゃりますよね?
僕は今そんなあなたの頭を盗聴しています。
いや、気持ちは分かるんです。
施設の爆破無し(街は爆破する)、キッドは出るけどコナンとの絡みはほぼ無し、蘭は事件が起きていることにすら気づかない、とコナン映画としては異例だらけな上に盛り上がるポイントも掴めないため、「ぶっちゃけテレビSPでも良くね?」と思ったりもしました。
しかし、「探偵たちの鎮魂歌」が異例なのはコナン映画における定石を覆しただけでなく、「事件の真相の解明に探偵は必要ない」と言う「探偵作品」そのものに対するアンチテーゼを見せてくれた点にあります。
物語中ではもちろんコナンや服部の活躍があるものの、アガサ博士や目暮警部、そして白鳥警部が何も知らないまま死が間近に迫っている少年探偵団を自身の命と引き換えにしても最期の時を過ごそうとする「大人としての責任」を見せつけたり、灰原がなりふり構わず蘭と和葉を引き留めるたりと「事件の存在を知る人間」が「事件の存在を知らない人間」を守るために奮闘する、大人になって分かる格好良さがありました。
出てきた遊園地が大破しないコナン映画は実は序盤はそこそこあるのですが、ほぼ無傷は珍しい貴重な作品でした。
いかがでしたか。
マジでどうでもいい話しなのですが、「絶海の探偵」からキャッチコピーに「〇〇ミステリー」を入れてくるようになったコナン製作陣が今もなおネタ切れしていないのが凄いと思います。
絶海の探偵:スパイミステリー
異次元の狙撃手:禁断の謎(パンドラ)ミステリー
業火の向日葵:芸術的(アート)ミステリー
純黒の悪夢:頂上決戦(バトルロイヤル)ミステリー
ゼロの執行人:極秘任務(シークレットミッション)ミステリー
紺青の拳:三位一体(トリニティ)バトルミステリー
と思ったら最新作の「緋色の弾丸」なくないですか…?コナン製作陣ならリニアにちなんで「超高速(ハイスピード)ミステリー」とか入れて来そうなものですが。どうしちまったんだ製作陣…
と言うか、「頂上決戦(バトルロイヤル)ミステリー」はもはやミステリーなのか怪しいですね。
そんなわけでここまで読んで下さりありがとうございました。
2020年個人的最トンチキ映画『空に住む』
今年もあと僅かになりました。
2020年に書く唯一の記事がネガティブ記事かよ!と思う人も多いでしょうが正直この映画は語りたくて仕方がない作品です。
今回の題材は10月23日に公開された映画『空に住む』。
この作品は作詞家の小竹正人が手がけた小説と三代目 J SOUL BROTHERSの楽曲を基に製作された映画です。
物語は両親を事故で失った編集者の直美が、懇意で叔父と叔母の所有する一等地のタワーマンションに住み始めるところから始まります。
両親が死んだことにも泣くことの出来なかった直美やその周囲の人物が、直美の引っ越しによってどう変わっていくのかがポイントになるのかと思っていましたが…何も変わりませんでした。
いや、変わらなきゃいけないわけではないのはわかるのですが、むしろ主人公はある出来事でサバサバ度に磨きがかかってしまいます。
良いんです、主人公はタワーマンションに住んだことでさまざまな出会いと別れの体験したので、よく分からない成長を遂げることもあると思います。
しかし、この作品を象徴するのは主人公ではなく周囲の気が狂いまくった登場人物です。
まず主人公を暖かくタワーマンションに迎え入れてくれた叔母。
美村里江の演じるこのキャラクターは、叔父のビジネスが成功し夫婦生活も良好ではありますが子供が居なく仕事もしておらず料理等もしないため時間を持て余しています。
そのため、越していた直美に対し自身の娘のように過剰に接し始め、無断で直美の部屋に侵入してシャンパンを飲みその様子をインスタにアップします。
三代目の岩ちゃんが演じる売れっ子俳優の時戸なかなかのクソっぷりですが、作中を通して彼の「価値観」がメインとなることもあり、そこまでの不快感はありませんでした。
しかし、叔母は違います。
時戸と直美が良い感じになっていようが、直美が知り合いの結婚式で不在だろうがお構いなく部屋に入る叔母の狂気には作中のドキドキシーンのほぼ全てが詰まっています。
他にも、主人公の職場の友人として登場する岸井ゆきのが演じる編集者の愛子。
軽い性格で職場のムードメーカー的存在でもある彼女ですが、結婚が決まっているのに既婚者の担当小説家の愛人として子供を身籠っています。
そのことを婚約者は薄々気づいてるのですが、最後まで隠し通せばオッケーと言うファッキン理論で隠し通すことにしているようです。
ここまででも相当にヤバい奴なのですが、彼女は直美が一等地のタワーマンションに住んでいることを知り実際に部屋を訪ねると、「良いところ」で生まれなければ幸せになれないと言う心に取り憑かれてしまいます。
そのため、陣痛が始まりかけた際に病院ではなく何故か直美のタワーマンションに向かい、タワーマンションの入り口付近で苦しみもがき、救急車を呼ぼうとする直美に「ここで産まなきゃ子供は幸せになれない!」と意味不明で住民にも迷惑なことを叫び続けます。
直美ちゃんがサバサバ度に磨きをかけたのは周りを見渡すとヤバい奴ばかりだからかもしれません。
柄本明演じるタワーマンションの管理人が良い雰囲気を出しており、てっきり「この人が主人公に色々アドバイスしてくれるのかな?」と思っていたら、「私、ここもうやめるんで」と言いサラッと退場します。
しかも、「みんな楽しそうですよね」と思っていたよりずっと観察眼の無さを披露してくれるので、むしろ悲しい気持ちになります。
本作のヤバさを軽く説明しましたが、本当にヤバいのはヤバいキャラクターたちが改心することは特に無い部分だと思っています。
もちろん個性は個性のまま、変わる必要なんてないしその部分を伸ばすことは大事だとは思っているんですが、不法侵入とか不倫は別だろ。
むしろそこは誠意を見せてくれよ!って思いますが特に変わることはないので僕の気持ちが晴れることはありませんでした。
本作を2020年のトップ10に入れている方も何人かいらっしゃるため、単純に僕に刺さらないだけだったのは分かるのですが、個人的につまらない作品と言うよりメッセージ性の意味がわからない作品として『空に住む』を挙げさせていただきました。
因みに俳優たちの演技は非常に良く、そのためにこの作品の意味不明な部分が際立っていたとすら思えます…。
実写版ヒットマンってヒットマンっぽい何かだよね
2000年に第1作となる『Hitman: Codename 47』が発売され大人気となったゲームシリーズ「ヒットマン」。
2018年には最新作も発売され、今も人気の絶えないシリーズであると言えます。
このシリーズはスキンヘッドの暗殺者「47」を操作し、ターゲットを自由な方法で暗殺するステルス性をメインとしたゲームですが
最新作になればなるほど幅広い暗殺方法が提供されており、プレイヤーが最も目的に合った方法を自ら選択し準備計画を行っていく自由度の高さがシリーズの売りです。
例えば、パーティの主催者がターゲットの場合、プレイヤーはターゲットを銃で狙撃することも可能だし、ターゲットの飲み物に毒を入れて殺害することも可能、もっと言えば正面から銃撃戦を繰り広げることだって可能です。
ですが、「殺人」と分かる方法で殺害することは「暗殺者」としては二流であり、クリア時の評価はあまり高くありません。
シリーズの副題ともなった「サイレントアサシン」の評価を得るためには、「事故」と見せかけて相手を暗殺する必要があります。
そのために様々な技術者に変装して様々な工作を行う「準備」こそがこのゲームの神髄であり、自身の痕跡を一切残さないことが暗殺者として美徳であるのです。
前置きが長くなりましたが、実はこのゲーム日本ではそこまでの知名度はありませんが海外では大ヒットしており2度も実写映画化されています。
でもなんかさあ、違うんですよね……僕の思っていた「ヒットマン」と。
もちろん2作ともずいぶん前に鑑賞済みであり両作とも円盤を所持しています(レンタル落ちですけど)。
そんなわけで最近再鑑賞して不満に思った点をつらつらと挙げていきたいと思います。
ヒットマン(2007)
あらすじ
ロシア大統領の暗殺依頼を完ぺきにこなしたはずの47。
しかし、大統領が生きていただけでなく自身の所属する組織の暗殺者に命を狙われ始め……。
作品の詳細と感想
もともとは「ワイルド・スピード」シリーズのヴィン・ディーゼルが主演を務めるはずだったの本作ですが、紆余曲折ありティモシー・オリファントに変更された1回目の実写化。
いやー、この作品はとにかく俳優がすごく豪華です。
主演のティモシー・オリファントは本作と同時期に僕が結構好きな『ダイ・ハード4.0』で小物感満載なれどやってることは大分えげつない悪役を好演してますし、最近では『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で西部劇の主演として落ち目のブラッド・ピットに何とか話を合わせる良いやつを演じていて印象にも新しいです。
ヒロインのオルガ・キュリレンコは『007/慰めの報酬』でボンドガールを演じて以降、需要がうなぎのぼりでもはや色んな作品で彼女を見かけるほどですが、本作ではヌードだらけでサービス精神満載。
それだけでなく、彼女特有の強く気取っているけれどかなり心が脆い演技も上手であり、不思議な魅力に包まれています。
さらに47を執拗に追う刑事には『ミッション:インポッシブル2』で悪役を演じたダグレイ・スコット。
どんな手段を用いても犯罪者を必ず追い詰めようとする強い意志を感じさせる巧みな演技でした。
と、まあ俳優面では言うことなしの絶賛ではあるのですが、内容はもうこれ「ヒットマン」じゃなくても良いんじゃないでしょうか。
もちろんアクションとかは当時の水準で言えばかなり高く、47が原作同様のゴルゴ13ばりの「ガバガバ来ただけ変装」を披露してくれたりする点はとても嬉しいんですが、如何せんやってることが派手すぎるんです。
最初の依頼は「みせしめ」としての任務だったので良いんですが、以降はドンパチだらけでしまいには刀での切り合い、とやりたい放題。
単純なアクション映画としてはもちろん高評価なのですが、自身の存在を跡形もなく消すと言った「サイレントアサシン」要素は皆無。
物語始まってすぐに「機関」に裏切られるので原作のキーキャラとも言えるオペレーターの「ダイアナ」もほとんど登場せず、何故か47は女性が苦手な童貞ボーイみたいなキャラ設定に。
「強い」・「ハゲ」くらいしか原作要素を感じず、それならもうステイサムの『メカニック』でええやん、って思いました。
でも、ホテルのベランダに脱出用の紐付けてたり、入り口に変なカプセル巻いてたり、おっさんをきたねえ風呂場に縛り付けてたりとかは案外好きです。
ヒットマン:エージェント47(2015)
あらすじ
最強の暗殺者を作り出す計画を成功させた博士が良心の呵責に苛まれ姿を消した。
暗殺者の計画を引き継ぎたい各捜査機関は博士の娘を探すため動き出す……。
作品の詳細と感想
もともとは「ワイルド・スピード」シリーズのポール・ウォーカーが主演を務めるはずだった本作ですが、紆余曲折ありドラマ「ホームランド」シリーズで高い評価を受けることになるルパート・フレンドに変更された……って「ワイルド・スピード」色が全体的に強いな。
共演にはリブート版「スター・トレック」シリーズでスポックを演じるザカリー・クイントがいたりとこちらも俳優陣はかなりのもの。
「ボーン」や「ジョン・ウィック」あたりのスピーディな戦闘描写も取り入れられた本作はアクションシーンがとにかく格好良く、47の異常な戦闘能力に痺れること間違いなし。
ってあれ?おいおい、まさかこの47もステイサム系か?と思ったらやっぱりそうでした。
しかも、童貞ボーイと言うか何かちょっと可愛い感じがしたティモシー・オリファント版と比べて原作に近くやや武骨な感じがあるので更にステイサム感が強かったりします。
またしても「機関」はあまり重要視されず、一瞬だけ映る「ダイアナ」が割と美人だけどそれ以降出番無しだし、相変わらず暗殺要素は皆無。
明らかに殺し屋と分かる風格で街を練り歩き、街中で両手拳銃で暴れまわる47さんはもはやゲームの進め方が分からず、突っ込んでいくことを選択したTPSプレイヤーのよう。
でも、アクションは本当に格好良いです。クリア後の評価は絶対低いけど。
両作の結論
アクション映画としては1流、「サイレントアサシン」としては3流。
キアヌ・リーブス主演・好きな作品トップ5+α
移動には地下鉄を使い、誕生日はホームレスと祝い、ベンチで1人座る画像はコラ画像として出回る愛され俳優キアヌ・リーブス。
母がファンだった関係で、僕自身かなりキアヌの大ファンなのですが
実際のところ世間的には『マトリックス』とか『ジョン・ウィック』あたりしか代表作を知られていないキアヌ。
そんなわけで今回はキアヌ・リーブス主演の好きな作品をランキング形式で5作紹介したいと思います。
今回もですが、あくまでも「個人的に」なのでノークレームでよろしくお願いいたします。
5位:『ビルとテッドの地獄旅行』(1991年)
キアヌが一番最初にブレイクした映画『ビルとテッドの大冒険』の続編作品。
世間的にも評価的にも1作目の方が人気が高いことは承知しているのですが、僕個人としては2作目の『ビルとテッドの地獄旅行』が大好きなんです。
ロック馬鹿で深いことを一切考えないお気楽人間の2人が何者かに殺され地獄に落ちます。
そこで2人の魂を奪うために現れた死神と対峙することになるのですが、この死神が、見た目は厳ついのですがとてもドジっ子で可愛いんです。
2人の金的攻撃も受けるわ、魂を奪う闇のゲームは糞雑魚だわ、悪い奴どころか良い奴だしバンドも始めるしとにかく愛おしい存在。
全編通してアホばっかりの作品ですが、この作品の公開からそろそろ30年に迫る今になって続編の撮影が既に開始してます。
楽しみ。
4位:『フェイク シティ ある男のルール』(2008年)
飲んだくれ、短気、違法捜査を厭わない、と刑事としての素質に疑問のあるアウトロー刑事のキアヌが警察界の闇に挑む『フェイクシティ ある男のルール』。
取り調べと称しチンピラをボコボコにするだけに収まらず、悪い奴らは取り敢えず射殺する僕の大好きなキアヌが観れるこの作品。
キャプテン・アメリカことクリス・エバンス演じる違法捜査を嫌う刑事との凸凹バディものとしても魅力が溢れており、
二転三転する脚本も大好物ですがもちろん、世間の評価はあまり芳しくない。
なんでなんだ……2も製作されてるんだぞ……(キアヌは出てません)。
3位:『スキャナー・ダークリー』(2006年)
『ブレードランナー』の原作になった小説等で有名なSF作家フィリップ・K・ディックの小説を実写化した作品。
未来を題材に「自身の正体を本部にも伝えない」麻薬潜入捜査官が、自分の監視を本部に命令される物語。
怪しまれないために麻薬でトリップするキアヌの表情を観ていると作中のキアヌ同様マジで頭がおかしくなってきます。
特に実写をアニメに落とし込んだ映像や、ロバート・ダウニー・Jrの訳がわからないことを延々と話す長回しなどがトリップ力を高めていて
観ていると徐々に脳の一部分が麻痺してくるんじゃないかって気分になります。
オチもキアヌ目線からすると全く救いはないのですが、どこか希望が持てるのが不思議。
みんなもトリップしてみたかったら観てね(甘い誘い)。
2位:『ジョン・ウィック』(2015年)
犬が殺されたからマフィアを皆殺しにする映画。
大人気なので知っている方も多いとは思いますがやっぱり何回観ても最高のアクション。
あまり深いことを考えずに直線的に襲いかかってくるキアヌ。
拷問されて殺される寸前なのに相手を脅迫するキアヌ。
勝手に人の犬をパクるキアヌ。
など、様々なキアヌを眺めることができるだけでなく、キアヌ本人が演じたキレッキレの拳銃近接戦闘は『リベリオン』以来の衝撃でした。
10/4から公開の3作目も楽しみですね。
1位:『コンスタンティン』(2005年)
やっぱりキアヌ映画と言えばこれ。
世界観も登場武器も全てが厨二病要素満載。
金で出来た十字架ショットガンとか、聖書のありがたい言葉が刻まれたメリケンサックとか
正直そんな大雑把な感じで効果あるのかよって武器で悪魔をボコるチンピラエクソシストなキアヌ様がサイコーにロックな作品。
タバコの吸いすぎで余命が短いから、蜘蛛にもタバコの煙を吸わせて自分の気持ちを味わえさせる歪みまくりの演技がとても良く
ティルダ・スウィントン演じる大天使ガブリエルや、美味しいところを持っていくヤンキーおじさんのサタンなどキャラクターにも魅力たっぷりな大好きな作品です。
番外編:リプレイスメント(2000年)
主だったアメフト選手たちのストライキによって急遽呼び出されることになった、かつてのスター選手であるキアヌ。
そうやって各方面から呼び出された元選手たちはジャパニーズ・スモウ・レスラーのジャンボ・フミコを始めとした異種格闘技戦のようなチームだった!
と言う、ふざけてんのか真面目なのかよく分からないノリで進むアメフト映画。
なんだかんだで真面目にやってるのでツッコミは控えめな気持ちで見て欲しいのですが、スポーツ映画としての感動はしっかりラストに来ます。
意外といけるので是非観てみてください。
てな訳で、我らがキアヌの日本公開最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日公開。
みんな劇場に急ぎましょうね!
マーク・ウォールバーグ主演・好きな作品トップ5
皆さん、明けましておめでとうございます。
1月18日にマーク・ウォールバーグ主演映画『マイル22』が全国で公開され、マーク・ウォールバーグ好きの僕は早速劇場に足を運びました。
大味も大味な映画で、批評家からの評価はもとより世間からの評判も芳しくない『マイル22』でしたが
マーク・ウォールバーグがとにかく罵詈雑言を吐き続け、イコ・ウワイスがとにかく暴れるだけで僕は大満足でした。
既に続編の製作が決まっていると聞きもはや興奮を隠せないので、今回はマーク・ウォールバーグ主演の好きな作品をランキング形式で5作ご紹介したいと思います。
あくまでも「個人的に」好きな作品のランキングですので、ノークレームでお願いします。
5位:『バーニング・オーシャン』(2016年)
2010年に石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」で起きた世界最悪の原油流出事故を描いた作品。
今作の監督を務めたのは多くのマーク・ウォールバーグ主演の映画を作ったピーター・バーグ。
物語後半の爆発炎上した油田からの脱出を描くシークエンスはとにかくド派手かつハラハラ感満載で、炎の熱気が画面外にも伝わってくるようですが
何よりも驚くのはやはり、この物語が実話であるということです。
油田の管理をしてる上層がブラック企業であることは序盤からありありと分かり、「ザ・ブラック上司」のような糞野郎が次々と登場します。
被害の拡大の引き金を作り、喚きたてるだけの人間がしっかり死ぬのが映画の定番ですが、実話だから真っ先に逃げ切ります(糞ですね)。
とは言え、やはり映像とマーク・ウォールバーグ演じる仲間を助けるために奮闘した作業員たちの雄姿は格好良く、実話と言うこともあり世界情勢の勉強にもなる作品でした。
4位:『マイル22』(2019年)
『バーニング・オーシャン』と同じくピーター・バーグが監督したアクションサスペンス映画。
やっぱりピーター・バーグ監督って言うとあれじゃないですか。
ボストンシティマラソン爆破事件を描いた『パトリオット・デイ』とか、部隊の1人を除いた全てが戦死したレッド・ウィング作戦を描いた『ローン・サバイバー』とか、
何か重苦しい作品が多い印象がどうしても近年多いじゃないですか。
でも、今作はメッセージ性は重苦しいと言えば重苦しいのですが、基本的には罵詈雑言に激しい撃ち合い殴り合いです。
だって、ピーター・バーグ監督って『バトルシップ』の監督だもん。
そんなわけで、『ザ・レイド』のイコ・ウワイスがとにかく暴れるわ、敵は敵で無関係の女子供を巻き込むことに容赦ないわ、その敵を「俺の方がもっとヤベーぞ」ってマーク・ウォールバーグが脅すわで
頭悪いんだか、頭良いんだか良く分からないけど人が死にまくるのがこの映画の魅力です(僕も何言ってるのか分からなくなってます)。
上部でも言いましたが、この作品は現在劇場公開中!
速く劇場に行かないと評判そんなに良くないから終わってしまいますよ!
3位:『ミニミニ大作戦』(2003年)
マーク・ウォールバーグの作品内でも脚本が純粋に面白いと思った作品がこの『ミニミニ大作戦』。
1969年の同名映画のハリウッドリメイク作となるこの作品は俳優がとにかく豪華。
名優エドワード・ノートンやらシャーリーズ・セロンやら有名な俳優が共演する中でひときわ目立つのがジェイソン・ステイサム。
アクション無しの今作のステイサムは、誰もがくらっとくるハンサム役で登場し、いつもの何かあったら暴力で解決するステイサムではなく、顔で解決するステイサムになっています。
でも、僕は常日頃ステイサムの演技はかなり上手いと思っており、どこかの沈黙の人とは違いアクション無しも結構好きです。
「ミニミニ大作戦」の邦題通りミニクーパーが活躍し、「イタリアン・ジョブ」の原題通りイタリア警察はかなり適当。
でも、そんな馬鹿にされたタイトルなのにロケ地を快く提供した逸話も好きだし、映画自体も強奪作戦を綿密に練って行動する「オーシャンズ」シリーズのような面白さがある、
誰にでも勧めることの出来る、鉄板マーク・ウォールバーグ主演映画です。
2位:『ザ・シューター/極大射程』(2007年)
『ザ・コンサルタント』とか『ジョン・ウィック』とか『イコライザー』とか「なめてかかった相手がヤバい奴だった」作品が大好きなのですが
それとは別に「ボーン」シリーズを代表する「ヤバい奴だと思ってちょっかい出したけどやっぱりヤバかった」作品も大好きです。
スティーブン・ハンターによる小説シリーズを実写化した『ザ・シューター/極大射程』もやっぱりその手の作品。
引退した最強のスナイパーことボブ・リー・スワガー(マーク・ウォールバーグ)が罠に嵌められ、なんやかんやで真相究明と報復をしていく今作。
同じ小説を原作とし、マーク・ウォールバーグが製作も務めるNETFLIXドラマ版もまあまあ好きなのですが、僕的には映画版の方が大好き。
「ボーン」シリーズの主人公ボーンは、殺らなければ殺られる状況以外は敵対者と言えども殺害はあまりしませんが、ボブ・リー・スワガーは殺りまくりです。
敵対するって言うのはそういうことだぞ!陰謀を計画するって言うのはそういうことだぞ!と言う力強いメッセージ(?)が込められたラストなんかは必殺仕事人顔負けの大好きなオチなので皆さん観てください。
1位:『2ガンズ』(2013年)
僕が個人的に大好きなマーク・ウォールバーグ主演作、第1位はデンゼル・ワシントンとのW主演で話題となった『2ガンズ』。
アメリカ映画御用達のダイナーでのしょーもない会話から始まる今作、本当に大好きなんです。
マフィアに潜入するDEA(麻薬取締局)の捜査官と、同じマフィアに潜入する海軍犯罪捜査局の捜査官がそれぞれお互いの素性を知らないまま利用しあうのですが
やがてそのお互いの計画が、様々な裏切りによってマフィア・DEA・海軍・CIA、そして2人の主人公と言う壮大な金の奪い合いバトルロイヤルに変わっていきます。
騙しあっていた2人が自分の信じる正義のために協力するバディものとしても熱いですが、主人公たちを除き登場人物の大半がクズと言うのが熱いところです。
裏切り、駆け引き、拷問、何でそんな凝ったことするのか分からない処刑方法など、スパイ映画にありがちな要素こみこみでありながら、熱くスッキリする終盤戦が見どころ。
演出もいちいち格好良くて大好きなので、ドカドカバンバンの銃撃戦が好きな人にも、バディものが好きな人にも観ていただきたい作品です。
そんなわけで、マーク・ウォールバーグ主演映画5選を紹介し終えました。
マーク・ウォールバーグは『ディパーテッド』とか『ザ・ファイター』とか批評家受けする映画への出演も多いのですが
どちらかと言うと泥臭い作品の方が好きなので(『ディパーテッド』も泥臭いけど)こんな順位になりました。
皆さん、ぜひマーク・ウォールバーグの作品をよろしくお願いいたします。
2018年公開映画個人的ランキング 10位~1位+書き忘れ
さて、今年も残すところ数時間。
来年で平成も終わりと言うことに震えながらも2018年の映画ランキングを完結させたいと思います。
※ルール1:2018年1月1日~12月31日までに日本で公開された作品
※ルール2:★マーク付きは劇場で鑑賞した作品
※ルール3:ライターのお仕事で観させていただいた作品は除外(例外有り)
10位:スカイライン-奪還-
こちらの作品はルール3の「ライターのお仕事で観させていただいた作品は除外」の例外作になり、「Cinemarche」さんのコラムに寄港させていただきました。
前作の『スカイライン-征服-』は宇宙外生命体による地球襲撃モノとして、これといった見どころの無い映画で正直退屈でしたが
今作は、地球を征服しに来た宇宙人とまさかの近接での殴り合いと言うバカげた戦いだけでトンでもなく熱くなります。
更に近接戦闘で宇宙人をシバくだけでなく、「親子の愛情」と言うテーマもしっかりと顕在。
前作主人公たちとの熱いクロスオーバーも兼ね揃え、続編作品としてもアクションSFとしても個人的に今年1番にオススメしたい「漢映画」でした。
9位:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー★
「スター・ウォーズ」シリーズの大人気キャラクター、ハン・ソロの若いころを主軸とした外伝的作品。
チューバッカやランドと言ったお馴染みのキャラとの出会いが描かれていて、純粋に単体作品としての出来が高い。
残念なことに、昨年の『スター・ウォーズ/最期のジェダイ』の評判の悪さと「ブランド疲れ」が災いし、興行収入は奮いませんでしたが
ウディ・ハレルソン演じるベケットと言う本物の「アウトロー」によってハン・ソロの道が定まっていく様子や、「アウトロー」としてのベケットの生き様に痺れる作品です。
8位:リズと青い鳥★
Twitterで映画好きの知り合いが猛プッシュしていたため鑑賞した作品。
映画を見始めるまで小説及びアニメシリーズである「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ作品であることを知らず
また、シリーズを1話たりとも読んだことも観たこともなかったので正直あまり期待していませんでした。
しかし、蓋を開けてみるとびっくり。
共依存と束縛、相手の事を誰よりも思っているのに手放せない心が情緒たっぷりに描かれており
言ってしまえば根っこの部分は『シュガーラッシュ:オンライン』と同じであるにもかかわらず、嫌いな人物が1人も出ない暖かな物語になっていました。
7位:リメンバー・ミー★
骸骨の被り物などの異質なビジュアルが『007/スペクター』でも話題となったメキシコの祭事「死者の日」をメインとしたピクサー映画。
骨格で大体誰が悪い奴なのかが分かる安心のピクサー映画ではあるものの
死者に対する最大の弔いが「忘れないこと」であると言うメッセージであったり、「死者の国」の圧倒的な作りこみと映像美はやはり凄く
映像を観ているだけでも楽しめるような作品でした。
6位:ボヘミアン・ラプソディ★
伝説的バンド「クイーン」の結成からチャリティーイベント「ライヴエイド」でのライブまでを描いた伝記映画。
クイーンの楽曲名をほとんど知らない自分のようなにわかであっても、「あ、この曲聞いたことあるぞ」と言う楽曲をふんだんに使用し
なおかつ「ライヴエイド」のシーンでは、圧倒的なパフォーマンスを見事に再現し映画館で観るべき映画を観た感覚にさせてくれました。
フレディ・マーキュリーの抱えた孤独を観て、「天才」が背負う代償の重さに終始胸が苦しくなるような作品でした。
5位:カメラを止めるな!★
「低予算」で製作された「ゾンビ映画」なのに驚くほどの興行収入を記録した作品。
普段あまり映画館に足を運ばない層まで呼び寄せ、いつ観に行っても田舎の映画館にそれなりに人がいました。
ネタバレになってしまうで多くは語りませんが、脚本がとにかく優れていて最初の30分に覚えた違和感に全て意味をつけています。
脚本一本で売れた日本では珍しいタイプの作品であり、今年の邦画の顔と言って間違いありません。
4位:スリー・ビルボード
娘を殺された母親が建てた、警察を批判する看板を巡る騒動を描いた物語。
本作では「娘の殺害事件」はあくまでも引き立て要素であり、メインとなるのは「看板」を巡る人間劇。
それゆえにこの作品でアカデミー賞助演男優賞を受賞したサム・ロックウェル演じる、社会不適合者とすら言える暴力警官が「看板」を巡りどう変化していくのかが、が繊細に描かれていました。
サスペンスを求める人には拍子抜けですが、ヒューマンドラマだと思い鑑賞すると傑作です。
3位:search/サーチ★
「全編がパソコン画面上で描かれた映画」と聞いて「どうせ、その表現方法が面白いだけでしょ」なんて思っていました。
行方不明となった娘を探すため、父親が奮闘する本作。
しかし、警察の協力があるとはいえ、一般人の主人公はSNSから情報収集と言う現代的な方法で娘の私生活から行方を追います。
「分かる分かる」となるパスワードの破り方や、SNSの繋がりと現実の距離感など文化の差があるとはいえ共感できる現代的なサスペンスであり
パソコンを通し家族の誕生から別れを描き、思わずウルっと来る序盤から、行方不明の娘を追う緊迫の中盤以降。
観る前に思っていた甘い予測を遥かに上回り、「特殊な表現技法」を使わなくても充分名作とすら言える完成度の作品でした。
2位:グレイテスト・ショーマン★
サーカスの創始者P・T・バーナムの生涯を描いたミュージカル映画。
正直、ミュージカル映画ってあんまり好きじゃないです。
いきなり歌って踊って、で物語への没入感が薄れてしまうと言うと論理的っぽく見えますが、実際はただ何となく苦手だからです。
ですが、この『グレイテスト・ショーマン』はオープニングから心奪われました。
他のミュージカル映画との違いがそこまであるわけでも無いとは思うのですが
純粋に楽曲がとても好きで、上映時間も短く一気にバーナムの生涯を駆け抜けていく感覚。
特に主題歌とも言える「The Greatest Show」は、バーナムが1人で始めたサーカスが徐々に一丸となり、そして受け継がれていくまでが表現された最高の楽曲で、今でもリピートして聞くほどに大好きです。
ストーリーには賛否があるようですが、個人的にミュージカル映画としての完成度がとにかく高い作品だと感じました。
1位:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー★
これはもう、仕方がない事なのです。
どんな映画が来ようと、この映画ランキングに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を越える作品は来ることはないだろうと感じていました。
公平性が売りではない個人的なランキングなので仕方がない事なのです。
19作目にしてこれまでのシリーズの説明をほとんどしなかったり、焼肉を延々と提供されるような盛り上がり部分オンリーの構成なため、本当の盛り上がり部分が分からなくなる部分であったりなど、単体映画として疑問に思う部分もあります。
しかし、総決算とも言える物語内容や、ストレンジのセリフの意味などの次回作への考察要素。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で露出したアイアンマンことトニー・スタークのトラウマが具現化してしまったことへの絶望感など、ファンにとっては記念碑的作品であることは間違いありません。
作品の完成度次第ではもちろんあるのですが、来年もきっと『アベンジャーズ/エンドゲーム』が1位になる予感もします。
ですが、私は大ファンなので温かい目で見守ってください……。
以上で、2018年個人的ランキングが終了しました。
書いてて気が付いたんですが『アントマン&ワスプ』が抜けてますよね。
『アントマン&ワスプ』は単体作品としてそれなりに面白かったのですが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の後に公開されると
どうしてもせっまーい規模での小競り合いに、少しがっかりしてしまう部分もある作品でした。
ですが、それを含めても映像表現が楽しい作品であったと思います。
ではそんな感じで、最近物忘れが激しいですが、来年も頑張っていこうと思います。
皆さま、良いお年を!!!
2018年公開映画個人的ランキング 40位~11位
先日に引き続き、今年の年間ランキングをパーッと書いていきます。
もはやこれは僕自身への義務なんです!許してください!
今回は40位から11位までパーッと行きます。パーッと。
それでは、前回同様に10位までは一言ですませていきたいと思います。
※ルール1:2018年1月1日~12月31日までに日本で公開された作品
※ルール2:★マーク付きは劇場で鑑賞した作品
※ルール3:ライターのお仕事で観させていただいた作品は除外(例外有り)
40位:デッドプール2★
前作の方が好きでした。
39位:レディ・プレイヤー1★
様々なゲームの小ネタ満載かつ世界最高峰の映像技術でゲームや映画好きは楽しめる。
物語は大体想像通りです。
38位:空飛ぶタイヤ★
宣伝するほどの大逆転劇というわけではなかった。
37位:響 HIBIKI★
主人公のキャラが全くと言っていいほど感情移入出来ずスカッとしない。
しかし、主演の演技や小説類の様々な小ネタは良かった。
36位:祈りの幕が下りる時★
東野圭吾が紡ぐ献身の物語に感動。
しかし、最序盤の文章で物語の説明をする部分だけはどうにかならなかったのだろうか。
35位:メイズランナー 最期の迷宮★
最終作に相応しい物語で満足。
でも、迷宮は出てこない。
34位:ホース・ソルジャー★
33位:劇場版コード・ブルー ドクターヘリ救急救命★
ドラマ未見でも楽しめたが、各エピソードの最後が曖昧なのはなんでだ。
32位:クワイエット・プレイス★
世界観、終わり方は好き。
でも、あの世界観で子供を妊娠するのって頭悪くない?
31位:恋は雨上がりのように
おっさんとJKとの恋物語なのに爽やかになれる。
尺が間違いなく足りてないのが少し残念。
30位:ファンタスティックビーストと黒い魔術師の誕生★
前作の方が好きでした。
29位:銃★
何か若い頃ってこんな風にイキっちゃうよねー、と言う感覚の作品。
でも、実際に銃を拾ったらそんな風になってしまうかも、とも思えた。
28位:スマホを落としただけなのに★
誤:スマホを落としただけ
正:スマホを落としたら快楽殺人鬼に拾われた
27位:ちはやふる 結び★
完結篇として申し分ない出来。
26位:15時17分、パリ行き★
人生におけるすべての行動が導かれたものだったと言う宗教的なメッセージは割と好き。
25位:インクレディブル・ファミリー★
ピクサーらしい安定の出来だが、前作における「ダーク」な部分が弱まってしまったのは残念。
24位:シュガー・ラッシュ オンライン★
ラルフの性格に難がありすぎるが、インターネット世界の作りこみには脱帽の一言。
23位:ヴェノム★
思っていたものと大分違ったが、ヴェノムがとても愛おしくなる割と好きな作品。
22位:エクスティンクション 地球奪還
マイケル・ペーニャがシリアスなキャラってマジ!?
そしてどんでん返しもなかなか秀逸。
21位:ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた
ヒトの気持ちも考えずに持ちあげすぎちゃ可哀想だよって映画。
でも、この人は本当にすごいと思います。
20位:アリー スター誕生★
冴えない私が大物歌手に目をつけられてスターになっちゃう★
のは序盤だけで中盤からはマジで精神をえぐられる映画でした。
19位:来る★
怪物よりも人間が怖いしキモいと言うある意味ビックリ映画。
普段はあまり好きじゃないのに、小松菜奈がとても可愛かった。
18位:ブラックパンサー★
ワガンダ・フォーエバー!!
MCUの弱い部分だった敵の魅力がMAXで、背景を知ると泣きそうになる。
17位:名探偵コナン ゼロの執行人★
コナン名物「壊される用のテーマパーク」が開始5分で崩壊。
16位:DTC-湯けむり純情篇- from HiGH&LOW★
ハイロ―なのにアクション無し???糞映画かよ。
と思っていたら、中盤からのヒューマンドラマとしての完成度がとにかく高かった。
15位:ニンジャバットマン
サムライ!ロボット!とジャパニメーションに求められているもの全部乗せと言う感じ。
胃もたれするくらいの過剰な日本観が好きだし、キャットウーマンの可愛さはシリーズ随一。
14位:去年の冬、きみと別れ★
どんでん返しとか宣伝されるのはあまり好きではないが、この作品はそれが全くマイナスには働いていませんでした。
13位:いぬやしき★
和製SFもここまで進化したのか、とびっくりできるほどのクオリティ。
12位:イコライザー2★
サイコパスおじさんは今日も世直し人殺し。
11位:プーと大人になった僕★
まあ、ほどほどに頑張ろうねって気持ちになれる作品。
見た目は違和感あるが、キャラ像は完全にアニメのままで安心できる。
以上!
40位から11位でした。
明日はついに10位から1位です。お楽しみに。