『SP 警視庁警備部警護課第四係』と本広克行とちょこっと『PSYCHO-PASS サイコパス』
お腹の弱い皆さん
こんにちは、いとです。
僕はお腹が弱い方でして1年が365日ならば、およそ200日はお腹がやられています。
とは言え、症状自体は人よりも多少弱いくらいで大したことないのですが、時には薬や食あたりといった要因で凄まじく悪くなることもあります。
しかし、僕は気づいたのです。凄まじくお腹を壊した後は今まで以上にお腹の調子がいいことに。
つまり、死にかける度に強くなるサイヤ人のように僕はお腹を壊す度に強くなってると考えると僕はもうフリーザあたりなら互角に戦えるのではないかと思います。
そんなことはともかく、
皆さんは本広克行という監督をご存知でしょうか。
『踊る大捜査線』で総監督をつとめた事で有名ですが正直『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』あたりからは微妙でしたよね。
先日、そんな本広克行が初めてアニメの総監督を勤めた作品『PSYCHO-PASS サイコパス』の劇場版を鑑賞してきました。
そもそもアニメ版の『PSYCHO-PASS』は二期まである長いアニメながら印象的な悪役と練りこまれたSF設定であまりアニメをみない自分でも大いに楽しめたどころかすっかりハマってしまいました。
劇場版はディストピア的SF要素が使いきれていない印象でもったいなさを感じましたが、ひとつの作品としては中々でした。
今回は本広克行が総監督を勤めたという認知度が低いドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』の紹介をしたいと思います。
幼少時、目の前で両親を刺殺された体験から脳内物質が異常に活性化し周囲の危機をいち早く察することが出来る井上薫はその才能を見出され警護課第四係に配属される。
自分を見出し見守ってくれる上司尾形総一郎や警護課第四係のメンバーと共に井上は様々な任務をこなしていく。
V6の岡田准一がカリ、ジークンドー、USA修斗と言った格闘技のインストラクターの資格を取得することになったきっかけの作品。
当時はジャニーズ主演の刑事物と言った事であまり期待せずにドラマを見始めましたが半分ほど見たあたりではもう完全にこの作品にハマっていました。
まず何と言ってもこの作品のウリは岡田准一本人が行う格闘シーン。本人がやっているとは思えないほど素早い殺陣で言ってしまえば岡田君のアクション目的だけでこの作品を見た方も多いはずです。
しかし、この作品で圧倒的な存在感を放っていたのが主人公井上薫の上司尾形総一郎を演じた堤真一。
SPの職務の範疇を超え活躍する井上を支援し見守る尾形の雰囲気がたまりません。特に第7話で「それなら何故、悪に手を染めた! 法を犯すことに、リスクがないとでも思ったのか! 」と警護対象に怒鳴るシーンは必見です。
このドラマはドラマ後も、映画、SPドラマ、映画と続きますが無理やり作られた映画ではないため一本通ったストーリーは中々好きだったりします。
まあ、あの『SP 野望篇』は
深夜の東京で爆破が起きておきながら警察官が全くこないなど実は東京に警察官はいないのではないかと不安になったりもしますし、
特殊効果でアカデミー賞を受賞した人を使った割には爆破シーンの違和感ハンパねーとかありますけど
最終章後編にあたる『SP 革命篇』は
これまでの集大成と言った雰囲気と主人公である井上薫の心の成長、そして仲間との絆の描き方はドラマシリーズを見切った人にはたまらないものがあると思います。
何よりも、この方法ならば本当に議事堂を占拠できるのでは、と思わせられるのは凄いと思います。まあ、日本では議事堂を占拠しても世の中は対して変わらないと思いますが。
そんなこんなで、『踊る大捜査線』から話題を集め続ける本広克行の『SP 警視庁警備部警護課第四係』をご覧になってみてはいかがでしょうか。
で、続編を匂わせたまま終わりますけど、続編はいつなんですかね。