a picture is worth a thousand words

その時思った気になる事を忘れないためにもこういう場所に書いてみたりしちゃいます。

1万アクセスの感謝と個人的邦画最高傑作の『ゆれる』

いつもブログを見てくださってる皆さん。

こんにちは、いとです。

 

記事を書くのもしばらくぶりなのですが、

なんと

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1万アクセス刻んでました。

 

ちょうど去年の9月頃にはじめて1年弱、大したペースではないのかもしれませんが月1000アクセス少しあるだけでも非常に嬉しいです。

なので、今回はとにかく、大大大好きな邦画を一作ご紹介するだけの記事を書きます。

 

近年では邦画は叩かれがちな印象があります。

それはドラマの派生であったり、話題性の高い俳優が主演していたりしなければ腰を入れた宣伝活動が行われない事が原因であり、

実際には『リトル・フォレスト 夏/秋』のように、邦画ならではの雰囲気を持たせた良作が今でも製作されています。

 

と、そんなことはともかく個人的に邦画映画界でのナンバーワン名作だと思っているのがオダギリジョー主演の

ゆれる [DVD]

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『ゆれる』です。

 

<ストーリー>

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東京でプロカメラマンとして活躍する早川猛(オダギリジョー)に絶縁状態の田舎から母の訃報が届く。

久々に田舎に帰省した猛は実家を切り盛りする兄の稔(香川照之)とそこで働く昔の恋人、智恵子(真木よう子)の3人で渓谷へ遊びに行くが、猛が目を離した時、吊り橋から智恵子が落下し死亡してしまう。

警察は智恵子を突き落としたとして兄の稔を逮捕。誰よりも優しい兄を信じる猛は無実を訴え続けるが、自分の知らない兄の本性が見え始め猛の心は揺れ始める……。

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もう、とにかく好きな作品です。

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オダギリジョーと言えばかなり好き嫌いの別れる人ではありますが、バッチリとキャラの方向性があうとこれ以上ないハマり方を見せる俳優でもあり、

女ヤリ捨て自由!のチャラ男オダギリが誰にでも優しい実直な”はず”の兄を必死に庇いながらも揺れていく演技が良く、彼の魅力に気づいた作品でもあります。

 

この映画のメッセージ性はやはり兄弟とはなにか、につきると思います。

猛が十数年も関わりのなかった兄の稔を庇うのは兄の事は全部知っていて、そんなことをするわけがないと信じているから。しかし、猛は自分の知らない兄の顔が知り苦悩します。

「兄弟といっても他人」という訴えと、それを覆す「家族だからこそ分かる事」、何転もする事件の様相が相反する2つの考えを上手く演出しています。

 

もう、本当に最高なんです。

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キャッチコピーも中々に秀逸ですし、「うちに帰ろうよ」と叫ぶシーンは何回見ても未だに泣けます。

 

っていうかもう本当にまだ、見たことがない人は是非見てください。

もう今回の記事はここまでにしておきますけど、「見たことない~」とか甘えた事言ってると耳元で布教を始めるので本当見ておいてくださいよー。

 

あ、でも、同じオダギリジョーでも『蟲師』の実写化は悪い意味で地獄のような作品なのでオススメしません。大友克洋さんマジでどうしてくれるのアレ……。

 

 

そう言えば2015年似たような親子を題材にしたプロットのロバート・ダウニー・ジュニアが主演した『ジャッジ 裁かれる判事』が公開されました。

個人的には『ゆれる』には及びませんでしたがロバート・ダウニー・ジュニアの演技力もあり、かなり感動もしました。『ゆれる』が好きな人にはオススメです。