a picture is worth a thousand words

その時思った気になる事を忘れないためにもこういう場所に書いてみたりしちゃいます。

僕の人生を彩ったアクション映画を紹介 (中学~高校編)

では、先日の記事に引き続き紹介して行こうと思います。

僕の人生を彩ったアクション映画を紹介 (小学生編) - a picture is worth a thousand words

今回の記事は中学生編です。

 

コマンドー(1985年)

この映画を紹介できるのを『とんでもねぇ、待ってたんだ。』

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インターネットを子供でも出来るようになり、世間は大きく変わりました。
当時中学生だった僕も映画にハマり、より詳しい情報を知るため集合掲示板である「2ちゃんねる」に手を出し始めました。

 

現在ではインターネットのアングラ性も影を潜め、

テレビ等で放送しているものに対しての「実況」と呼ばれる行為が一般的になりましたが、00年代はやはり主な実況場は「2ちゃんねる」でした。

 

この作品は今で言うところの「パワーワード」がとにかく多い映画で、

ひとたび地上波で放映されると掲示板内はセリフで埋め尽くされます。


ネットを始める前に既にこの映画を観ていた僕ですが、やはりこのお祭り騒ぎに参加するため、地上波放映となれば毎度この映画を観ました。

 

ざっくり説明するならば、娘を誘拐された『190cm、髪は茶、筋肉モリモリ、マッチョマンの変態』が娘を助けるために奮闘する話なのですが、

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相手の計画に1㎜たりとも従わない姿勢や、大体のことは力技で解決するシュワルツェネッガーらしい方向性がとにかく大好きでした。

 

唐突にガラス製のドアが映し出され「あー、何かシュワちゃんが破って入ってきそう」と思ったら概ねその通りになりますし、相手が「元グリーンベレーの俺に勝てるもんか」と言ったら5分以内にシュワちゃんに首を折られて死にますし、大体そんな映画です。

 

「こんな紹介でOK?」「OK!」(OKと言いながら射殺)

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リベリオン(2002年)

リベリオン-反逆者- [Blu-ray]
 

映画好きであれば『ガン=カタ』と言うフレーズに聞き覚えがあるかもしれません。

 

中学生の時に、この映画をDVDで借りて観て「なんなんだこの動きは……格好良すぎるだろ……」と衝撃を受けました。


先日の記事で紹介させていただいた『007 ゴールデンアイ』の悪役を演じたショーン・ビーンが出演しているのが観るきっかけだったと思うのですが、

もはやショーン・ビーンの事を忘れ『ガン=カタ』の格好良すぎる銃さばきに心を一瞬で奪われてしまいました。

この格好良さを言葉で説明するのは少々困難なので実際に動画をご覧になっていただくしかないのですが、

実写映画で現実を大きく逸脱せずに厨二病を満足させるファンタジックな銃さばきを見せつけた究極の映画だと感じています。
先日、この映画の凄みを軽んじる父に無理やり見せたところ大はしゃぎしていました。やっぱり凄い。

 

物語自体も感情の発生を抑える薬を強要されるディストピアが舞台の近未来SFで好きな人には大ハマりの題材です。

 

ボーン3部作(2002年)

 

その後の格闘アクションに革命をもたらした『ボーン・アイデンティティー』。

 

記憶を失った最強の暗殺者と言う、厨二病の心をくすぐる設定からは想像も出来ないようなリアリティのある逃走劇と近接格闘をよりスピーディに見せる手法が評価を呼び、

現在ではもはやスタンダードとすら言える手法になるほどこの映画のもたらした功績は大きいものでした。

 

ボーンシリーズは1作目の成功を受け、『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』と製作され3つを合わせ、3部作と呼ばれました。
このシリーズの凄いところは、評価の落ちやすい3部作制でありながら、右肩上がりに面白くなっていく部分です。

 

そもそも僕はカーチェイスに余り興奮を覚えない人間なのですが、

2作目である『ボーン・スプレマシー』のタクシー vs スポーツカーは数ある映画のカーチェイスシーンのなかでナンバーワンの興奮を覚えました。

 

そして3部作の完結編に当たる『ボーン・アルティメイタム』ではすべての要素がパワーアップしており、

ボーン vs デッシュの格闘シーンのスピード感は殺し屋同士の戦闘、と言う雰囲気が伝わってきて手に汗握ります。


また、この作品はアクションとしての部分が評価された映画ですが、同時にその物語の緻密さも高い評価を得ました。
特に完結編に当たる3作目は、1作目から3作目までの伏線を回収した上で物語の全てにケリをつけるラストとしてこの上ないものになっています。
それゆえに昨年公開された『ジェイソン・ボーン』には不満も多いのですが、それはまたいずれの機会に……。

 

過去にFILMAGAさんでこんな記事を書かせていただいていました。

『ジェイソン・ボーン』を楽しみたいあなたへ!あらすじや見所などシリーズを総復習 | FILMAGA(フィルマガ)

 

ロード・オブ・ザ・リング3部作(2002年)

 

3部作制でありながらもその全ての作品が面白かったと言えば『ロード・オブ・ザ・リング』も外せません。

 

この作品も両親と観に行ったのですがザ・ファンタジーを突き詰めた内容に1作目から心を打たれました。

 

ホビット、人間、エルフ、ドワーフが共通の目的を目指し旅立つ1作目。

離れ離れになり、道は違えても同じ目的を目指す仲間たちを描いた2作目。

そして、最終決戦を描いた3作目。
それぞれの作品が違ったコンセプトで進んでいるためアクションの方向性も違う部分がこのシリーズの面白さでもあります。

 

1作目はそれぞれの戦闘技術を使った少数対多数の超人的アクションなのに対し、2,3作目は多数対多数の戦争を描いています。
これは離れ離れとなった各自の行動が2作目より、フロド(指輪の排除)、アラゴルン(敵の陽動)、メリー(他の人の支援)と方向性が変わりアラゴルンによる軍団の結集と戦争が物語の主軸となり始めるからですが、

それぞれの闇の中を突き進んでいくような物語は原作が伝説的作品と呼ばれる所以が分かります。

 

3作目である『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還』は大衆娯楽作品がほとんど受賞することのないアカデミー賞で作品賞を含む11部門を受賞した作品でもあります。

そして当時の僕はと言いますと、もちろんその壮大な物語にも心を惹かれてはいたのですが、どちらかと言うと今や超大物俳優であるオーランド・ブルームが演じたエルフのレゴラスご執心でした。


このレゴラス、本当に格好良いんです。弓を主軸とする彼の戦闘は如何に泥臭い状況でも常に優雅で、逆にどんな状況でも泥臭いドワーフギムリとの対比が毎回たまりません。

種族間の違いで対立しあって(一方的にギムリが敵視して)いる2人が、単なる仲間から友達としての会話に変わり始めるのも熱く、

1作が3時間と長尺な作品ですが必ず映画好きには見て欲しい作品です。

 

 

 

 

いかがでしたか。

明日は大学生編の予定です。お楽しみに。