a picture is worth a thousand words

その時思った気になる事を忘れないためにもこういう場所に書いてみたりしちゃいます。

僕の人生を彩ったアクション映画を紹介 (大学編)

連日続けさせていただいているかの企画もついに大学生編です。

 

過去記事はこちら

僕の人生を彩ったアクション映画を紹介 (小学生編) - a picture is worth a thousand words

僕の人生を彩ったアクション映画を紹介 (中学~高校編) - a picture is worth a thousand words

 

アルティメット(2006年)

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大学に入り様々なジャンルの映画を観るうちにジェイク・ギレンホールにドハマりし、

彼が肉体派アクションに挑んだ『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』を観て僕は驚愕しました。
「この動き……パルクールだ」と先日の記事で紹介させていただいた『yamakasi』を思い出し、早速パンフレットを確認してみるとダヴィット・ベルと言う人がアクションの担当をしており、

更にこの人はパルクールの始祖とも呼ばれているとこの時点で知ることになりました。


更に調べているうちに驚いたのはダヴィット・ベルが主演としてフランス映画に出演していたとの情報でした。

 

その映画こそが今回紹介する『アルティメット』です。

 

格闘スタントマンとして活躍し『ダイ・ハード4.0』にも悪役として出演しパルクールを見せつけたシリル・ラファエリとダヴィット・ベルの演技よりもアクションを優先したガチガチのアクション映画ですが、
実はアクションだけでなく展開も捻りが効いています。

 

そしてもちろんアクションは技のキレが他のアクション映画とは段違い。


敵の下っ端に至るまで動きが良すぎて多少の違和感があるほどですが、撮影方法やCGなどで虚飾しない本格派のアクションを楽しめる映画です。

ちなみに2作目のクオリティもかなり高いので必見ですが、ポール・ウォーカー主演でハリウッドリメイクされた『フルスロットル』はいまいちでした。

 

96時間(2008年)

 

アクション映画やバトルもの、もしくは推理ものなんかでもそうですが、僕は成長物語よりいきなり強い主人公の方が好きです。
ハラハラさより爽快さを求めるためだと思っていますが、大学生のころに出会ったこの映画はまさしくそのコンセプトに一致したものでした。

 

誘拐された娘を元CIAのオヤジが助け出すために奮闘するありがちな展開ではありますが他の作品から飛びぬけて凄いのは良い歳のオヤジが主人公なのにも関わらず先日紹介した『ボーン・アイデンティティー』のような戦闘のスピード感と、
娘の誘拐に加担した人間を次々と殺害していく容赦のなさに惹きつけられました。

イコライザー』など強いオヤジ系が流行り出すきっかけを作った作品としても有名ですが、

やはり物語のテンポの良さはこの作品が頭一つ飛びぬけている印象はいまだにあります。

 

この作品のあと、主演のリーアム・ニーソンは戦闘系オヤジの定番となり『アンノウン』や『フライト・ゲーム』などでも暴れ始め、もはや手が付けられないほどになっています……。

 

REDシリーズ(2010年)

RED/レッド [Blu-ray]

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『96時間』と同様に強いオヤジが暴れる系映画シリーズなのがこの『RED』。

 

シリアス一辺倒なリーアム・ニーソンの独壇場である『96時間』と違い、ブルース・ウィリスを主軸にジョン・マルコヴィッチモーガン・フリーマンヘレン・ミレンと高年齢層のオールスターズが暴れるアクションコメディ作です。

 

しかし、単にコメディ映画だと侮ってはいけません。今作には「アクション映画としての見せ場」も多量に用意されているのです。


なかでも大学生のころ感銘を受けたのは1作目の代表的なシーンでもある「最高に格好いい車からの下車シーン」です。

実際にこんな事をしたら大惨事は免れないでしょうが、今作では「まあ、このブルース・ウィリス」なら出来るだろうなと言う謎の説得力により不思議と納得してしまいます。
逆に格好良い車への乗車は2016年の邦画『HiGH&LOW THE MOVIE』で行われています(乗車というより拉致)が、あちらも謎の説得力からあの世界では通常のことのように見え、特に疑問は感じませんでした。

 

今シリーズでは暴れオヤジに振り回される若手も良い味を出しており、
1作目ではカール・アーバンが2作目ではイ・ビョンホンがそれぞれの立場からオヤジたちに迷惑をかけられていて応援したくなるのも魅力の一つでした。

 

SP 革命篇(2011年)

SP 革命篇 Blu-ray特別版

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るろうに剣心』や『HiGH&LOW』など最近では邦画の殺陣の質はどんどんと向上し、洋画にも劣らないようなクオリティになってきています。
個人的にはこの波の先駆けはV6の岡田准一主演作品『SP 警視庁警備部警護課第四係』なのではないかと、思い大学時代にハマったこの作品を最後に紹介させていただきます。

実はこの作品、前にこのブログで紹介したことがあるのですが、細かい事抜きにもう一回紹介しちゃいます。

 

このシリーズはドラマ→野望篇(映画)→革命前日(スペシャルドラマ)→革命篇(映画)の順番で物語が進行していきますが、どの話を取っても岡田くんの動きは尋常ではありません。

その辺りは既に以前の記事で説明していますが、当時大学生だった僕がこのドラマにハマった理由は他にもあります。

 

当時から『相棒』等は好きだったので真面目な刑事ドラマが嫌いなわけではないのですが、やはりお堅いドラマはあまりハマらない印象がありました。

しかし、この『SP』はアクションがメインなこともあり少し砕けた部分があります。それは主人公には他の人にはない特殊な感覚『シンクロ』と言う能力を持っていることです。


危険を感知できるこの能力のエフェクトが印象深く、また終盤には大きな意味を持ってくる展開が格好良く来る日も来る日も布教活動に専念していましたが、結局観てくれたのは1人だけでした……。

 

最終作にあたる『SP 革命篇』は大震災と上映日が重なり、興行的には振るわない結果となりましたが、今もなお続編を待ち望んでいます。

 

 

 

 

いかがでしたか。

社会人になってからも人生に影響を与えた!と言える映画は多いですが、ひとまず今回の記事で一区切りとさせていただきます。

今後もそんな映画とたくさん出会えると嬉しいです。