a picture is worth a thousand words

その時思った気になる事を忘れないためにもこういう場所に書いてみたりしちゃいます。

【アニメ】RWBY Volume1-3:The Beginning

運命の歯車は止められない

・短評

熱い少年漫画的展開とそれを覆す衝撃の終盤が大好きだが、地上波版はカットが多いのが玉に瑕

 

・あらすじ

人類とグリムと呼ばれる怪物との長い長い戦いが続く世界。
グリムを討伐するハンターと言う職業に憧れる少女ルビー(声:早見沙織)はハンターを養成する学校、ビーコン・アカデミーへの入学が決まる。
しかし、一匹狼を気取るルビーは姉のヤン(声:小清水亜美)以外の知り合いもいないまま入学の日を迎え、初対面の社長令嬢ワイス(声:日笠陽子)と一触即発の状況を作り出してしまう。
ブレイク(声:嶋村侑)と名乗る口数の少ない少女の仲裁で何とかその場をしのぐルビーだったが、不思議な縁からルビー、ワイス、ブレイク、ヤンの4人で組まれたチーム「RWBY」のリーダーを務めることになってしまう……。

 

・感想

Twitterや「FILMAGA」の記事で推し続けた海外製アニメ『RWBY』。
ワーナーブラザースジャパンが日本の人気声優を起用し吹き替えしたバージョンが総集編としてVolume1からVolume3まで製作されていましたが、
10月7日に『RWBY Volume4』の劇場公開に先駆けてVolume3までをまとめた『RWBY Volume1-3:The Beginning』が地上波連続アニメとして放映されました。

 

取りあえずVolume1とVolume2までの魅力や見どころは「FILMAGA」で書かせていただいた記事を参考にして欲しいのですが、
2週間の限定公開!日本アニメ業界が激震した、熱い演出が話題の「RWBY」最新作 | FILMAGA(フィルマガ)
Volume1・2の魅力はざっくりと言えば「少年漫画的」な部分です。


チーム「RWBY」を始めとした4人ともう一人の主人公とされるジョーンを中心としたチーム「JNPR」の4人の成長や人間模様、そして変形武器を使用したアクションの全てが高クオリティで少年漫画にハマったことのある人は間違いなくハマる内容でした。

 

しかし、Volume3に入り物語は一転。
「少年漫画でトーナメントを始めたら終わり」と揶揄されるほど嫌われるトーナメント展開を始めドキドキしたものの、今作の最大の山場であるVolume3は数多のファンに大打撃を与えてきます。

 

それまではローマン・トーチウィックと言う同じ敵とばかり戦闘が続き、アンパンマンに対するバイキンマン的な安心感や情けない敵と言う印象だったのですが、Volume3で彼らの陰謀とえげつない行動が本格化し始めます。
そして、ビーコン・アカデミーが隠していた世界の真実が明らかになり、トーナメントは波乱の展開を迎え、ここまでを鑑賞した人たちの中には愛着を覚える人もいたであろうキャラが次々と命を落とす展開が始まり心穏やかにはいられなくなる恐ろしい内容を目の当たりにしました。

僕もVolume3で命を落とすキャラが大好きだっただけに、劇場で観た際には呆然としていました。だってVolume1・2は熱い熱い展開だったんですよ?

と、まあ、本当に熱くそして悲しいこの作品が地上波で話題を集めたのは本当に嬉しいのですが、やはり地上波版はカットがとにかく激しかったです。
才能も力も感じさせないが人の信頼を集めるジョーンと、天才的センスを持ちもてはやされるが孤独なピュラとのやり取りが大幅にカットされるのには正直納得が行きませんでした。

 

しかし、10月7日に公開される最新作への復習としては充分な内容だったので、とにかく今から最新作が楽しみです!