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その時思った気になる事を忘れないためにもこういう場所に書いてみたりしちゃいます。

【映画レビュー】キアヌ【65点】

猫が可愛い(直球)

・短評

コメディ映画として見飽きた設定で特別盛り上がりもしないがキアヌが可愛い。


・あらすじ

彼女と別れ意気消沈するレル(ジョーダン・ピール)のもとに迷い猫が現れる。キアヌと名付けたその猫を溺愛するレルだったが、従兄弟のクラレンス(キーガン=マイケル・キー)と映画を観に行っていた間に何者かに攫われてしまう。
攫った相手がマフィアのボスだと分かったレルはキアヌを奪い返すためにクラレンスと共に無敵の殺し屋を名乗りマフィアに潜入する……。


・感想

海外のお笑いコンビがダブル主演を果たしたコメディ映画。
妄想内でのキアヌの声をキアヌ・リーヴスが演じた事で話題となり、NETFLIXでこの度配信されたので鑑賞してみました。

正直に言うとそんなに面白くありませんでした。

確かにちょっと笑った部分はあります。
主人公2人が騙る殺し屋兄弟の反重力的な動きを実際にやってみせろと言われ、試してみたらやれちゃったり、
演技のつもりで潜入したにも関わらず演技に力が入っていくクラレンスの恫喝シーンだったりと面白かった部分はあるのですが、
いかんせんオモシロ黒人がダーティな世界に潜入するネタは様々な映画で見ていて新鮮味も特に感じなかったのです。

何せ最後まで通して観て、一番面白く感じたのが「キアヌの声がキアヌ・リーヴスと言うキャスティング」と言う鑑賞前の情報でしたし、戦闘シーンあたりも一昔前の演出ばかりで目新しさがありませんでした。

しかし、それにしては点数がそこそこあるじゃん、と思うかもしれません。

 

そうなんです!この映画はとにかくキアヌが可愛いので、それだけで癒される映画なのです。(猫好きの発想)

 

実はこの部分は映画の物語そのものにも強く影響しており、

主人公はもとより、マフィアのボス、命乞いを聞かない最強の殺し屋2人、と誰もがそのキアヌの可愛さに引き込まれ命懸けの抗争を繰り広げる猫好きの頭のおかしさ(褒め言葉)が伝わってくる展開でした。

 

序盤でレルが撮影し、スタッフロールで流されるキアヌの映画コスプレカレンダーも可愛く、本当に発売してくれないかと強く願っています……。