『LIAR GAME the Final Stage』は秋山先生沼で面白い!
放置していたブログにひさびさに足を運んでみたら、
今もそこそこアクセスをいただいているようなので、また細々と好きなことだけを書いていこうと思います。
先日、2007年に放送されたドラマ『LIAR GAME』を何となく見返したくなり一気に全て再鑑賞しました。
昔はエキセントリックなキノコ目当てでダラダラ観ていたのですが、再鑑賞によってこのシリーズの最大の魅力はやはり秋山先生にあるのだと気が付いたのです。
エキセントリックなキノコ
一世を風靡したドラマではありますが、全く知らない人のために少しあらすじを紹介します。
・あらすじ
人を疑うことを知らず、簡単な詐欺にも引っかかってしまう通称「バカ正直のナオ(戸田恵梨香)」はある日「ライアーゲーム」と言う騙しあいのゲームに強制参加させられてしまう。
しかし、案の定恩師に騙され1億の負債を抱えかねない状況に追い込まれたナオは1つの詐欺会社を壊滅に追い込んだ天才詐欺師、秋山深一(松田翔太)に協力を依頼する。
どんな危機的状況、ゲームでも瞬時に活路を見出す秋山の頭脳と敗者に救いの手を差し出す神崎直の純真さでゲームを勝ち進んでいく……。
元々は2005年に甲斐谷忍さんが連載を始めた同名漫画を深夜ドラマ枠で実写化。
原作から大きくエキセントリックに改変した登場人物の1人、
キノコ野郎ことフクナガが話題を呼び演じていた鈴木浩介を筆頭に大きく知名度をあげました。
オッケーオッケー
高校時代の僕も世間の盛り上がりと同様にキノコのエキセントリックな姿をみて楽しんでいましたが、
今年になってこのドラマと映画2作を全て再鑑賞してみた結果、キノコよりも秋山深一の沼に飲み込まれてしまいました。
ここで、ドラマ未鑑賞者のために簡単な人物紹介。(凄く良心的だね)
・神崎直
バカ正直のナオちゃん。
何でもかんでも信用してしまうバカでありながら、そのバカ正直さに他人を惹きつける魅力がある。
信じる力で勝利を目指すこういった闇ゲームものでは珍しい主人公。
この頃の戸田恵梨香はとってもかわいいです。
でも、ドラマの冒頭で落とし穴にはまった回数をやたら紹介するけど基本的に人生で2回以上落とし穴を掘られてる人は友達を考え直した方が良いと思います。
・秋山さん
ナオを勝利に導くために相手を徹底的に追い詰めることに定評のある秋山先生。
時折、負けが決まったかのような三門芝居を打ち始める性質と勝ちが確定すると相手に追い打ちをかける性分を持ち合わせる以外とお茶目な人。
見た目からして詐欺師のオーラがヤバいけど、なんだかんだで良い奴。
・キノコ
・ヨコヤ
・金歯の人
・事務局の女の人
なんだかんだで良い奴ら
もう面倒くさくなったのでここら辺にします。
こんな人物紹介がやりたかったわけではなく、今回この記事で僕が紹介したいのは秋山深一の魅力。
寡黙でありながら、敵の策を打ち破った後に何か絶対一言言わなければ気が済まない秋山。
その行動理念はシーズン1のこんな一言に詰まっています。
「これは当然の罰なんだよ 人を平気で騙すやつには罰を与えなくちゃいけない」
母を詐欺集団によって自殺に追い込まれた秋山の性格を表す印象的なセリフ。
自分を追い込んだ人間すら救済しようとするナオの暖かさに触れ秋山自身も変わっていきますが、やはり終盤になっても相手に対する皮肉は健在。
そして、そんな秋山さんの雄姿を存分に楽しめるのが劇場版1作目『LIAR GAME the Final Stage』。
金・銀・赤、3つの種類のリンゴから1つを投票し全員が赤を揃えることが出来れば全員が1億のプラス。
しかし、1人でも金か銀に投票するものが出たら赤を入れた人間がマイナス1億、裏切り者が1億のプラスを得る、「信じること」が主題のゲーム。
ナオはこのゲームの中で「全員が赤を入れること」を目指し説得に励みますが、当然、数多くの裏切りに会います。
そこで我らが秋山先生が出陣
2転3転する裏切り者たちとの心理戦が熱く、ドラマ未鑑賞者でも楽しめる内容なのでネタバレはしませんが、
1人裏切り者を沈めるたびに何かを言わなくては気が済まない秋山先生がとにかく格好いいのです。
お前らが、かーもーなーの
「2シーズンもある長いドラマ観る時間ないっすよ」というせっかちさんにも自信を持ってオススメできます。
amazonプライム、Netflix等の映像配信サービスでも『the Final Stage』と『-再生-』は配信中なのでぜひ見てね!
オッケーオッケー