a picture is worth a thousand words

その時思った気になる事を忘れないためにもこういう場所に書いてみたりしちゃいます。

【映画レビュー】RWBY Volume4【80点】

失った人たちのために、まだいる人たちのために

・短評

Volume3までを観た人たちの心に否応がなく刺さる再起の物語

 

・あらすじ

ビーコンアカデミー襲撃事件によりそれぞれが何かを失いバラバラになったチームRWBY

自分に出来ることを求めルビー(声:早見沙織)は仲間を失ったチームJNPRと合流し次の襲撃予想地点へと歩みを進める……。

 

・感想

【アニメ】RWBY Volume1-3:The Beginning - a picture is worth a thousand words

RWBY Volume3』を劇場で観てからどれだけ今日を待ち望んだか……となるくらい公開を楽しみにしていました。

分かってます。RWBYシリーズは有志による日本語字幕付きの公式動画が全て無料でYouTube等に配信されているため、どうしても観たければそれを見れば済みます。

しかし、最初に観たきっかけがこの日本語吹替版だったのでどうせなら全部日本語吹替版で観たい!と思い我慢をし続け、公開日に劇場で鑑賞しました。

 

結論としては、やはり『RWBY』と言う作品は少年漫画的王道をしっかりと歩んでいるため間違いのない面白さがありました。

 

常々、この作品シリーズを何かに例えるならまだ完結していないので何とも言えませんが、現状ではスターウォーズがやりやすいと思っています。

Volume1から3まででは悪の策謀にハマり大打撃を受け、Volume4から反撃のため再起をあげる、と言う流れはスターウォーズに類似した部分もあり部数を問わなければ少年漫画的とも言えます。

 

そして、今回のVolume4は再起の物語。

 

主人公チームであったRWBYのメンバー、ルビー、ワイス、ブレイク、ヤンの4人を中心にそれぞれの想いを胸に再起するまでを描いているのですが、

僕はやはりルビーが合流することになるチームJNPRに注目してしまいます。

 

何よりも大事でかけがえのないものをビーコン襲撃で失ったJNPRのリーダー、ジョーン。

しかし、寄り添ってくれる2人とルビーの4人で歩みを続けるジョーンは以前までのひょうきんな落ちこぼれとは違い、だからこそ僕も不安に感じ胸が痛くなりました。

一方で『RWBY』のメインチームのひとつであるJNPRのメンバーでありながら前作までファンにすら「影薄すぎて名前を覚えていない」とまで言われていたレンも過去を乗り越える格好いい要素満載。

傷ついたジョーンに寄り添う姿を見て今作でますますJNPRが好きになりました。

 

10月14日から最新シーズンのVolume5が公式から配信される『RWBY』シリーズ。

Volume4から一新された各キャラの服装もとにかく格好いいので興味がある方はご覧になってみてください。