2018年公開映画個人的ランキング 68位〜41位
もはや年1に年間ランキングを書くだけになってしまったこのブログ。
しかし、未だにPVはそこそこいただいているので今年も年間ランキングだけは書いておきます(PVが高い記事はプラチナシートの記事なので興味無さそうですが)。
それでは、10位までは一言ですませていきたいと思います。
※ルール1:2018年1月1日~12月31日までに日本で公開された作品
※ルール2:★マーク付きは劇場で鑑賞した作品
※ルール3:ライターのお仕事で観させていただいた作品は除外(例外有り)
67位:絵文字の国のジーン
発想は面白いが、全てが『シュガーラッシュ:オンライン』の下位互換。
66位:ラプラスの魔女★
終始主人公の存在意義が謎。
65位:マンハント
リアリティ皆無の逃亡劇。
見どころは福山雅治のイケメンさと中盤のバディアクションのみ。
64位:トゥームレイダー ファースト・ミッション★
原作からの驚きの劣化改変の数々に驚愕。
ララの雰囲気はリブート原作に近く続編は観たい。
63位:TAU
登場人物は少ないが驚くほど誰にも感情移入が出来ずハラハラ感も薄い。
62位:不能犯
松坂桃李の雰囲気とオーラを楽しむ以外はパッとしない作品。
61位:ジュラシック・ワールド 炎の王国★
僕の観たいシーンが開始30分で終わった映画。
60位:BLEACH★
尺の都合上仕様がないとは言え、登場人物の扱いがかなり悪い。
59位:ダークタワー★
終盤の10分にも満たない戦闘シーンは満点の格好良さ。
58位:ピーターラビット★
ウサギ陣営をメインに描いているにも関わらず、彼らの驚くほどの鬼畜っぷりにヒト側を応援したくなる。
ラストに至るまで想像を越えない作品でした。
57位:悪と仮面のルール
玉木宏があまり悪くないのに悪いアピールをし続けて勝手に悩む映画。
しかし、玉木宏が格好良いので目の保養にはなる。
56位:失われた少女
『ドラゴンタトゥーの女』の二番煎じ感が否めないミステリ映画。
二転三転させすぎだが、ラストの真相あたりは割と好きでした。
55位:ミッション:インポッシブル フォールアウト★
トムの無茶苦茶スタントに頼りすぎて物語はめちゃくちゃ。
トムの命懸けスタントは相変わらず凄い。
54位:億男★
俳優陣の演技がとにかく魅力的だが、物語の内容は心に響きませんでした。
53位:キングスマン ゴールデン・サークル★
アクションは凄かったが、物語は前作に比べ大幅に劣化した印象。
前作での様々な映画に対するアンチテーゼをブーメラン的にくらっている気がする。
52位:オーシャンズ8★
アン・ハサウェイなど俳優陣の魅力がたっぷりなものの、肝心の計画実行に何のハラハラ感も正当性もない。
51位:ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル★
もはやジュマンジである必要のない変化っぷり。
ギャグも面白かったり面白くなかったり。
50位:アナイアレイション-全滅領域-
ビジュアルや考察の余地を残すシナリオはとても好みな作品。
しかし、軍隊も帰ってこなかった危険地帯に行く調査メンバーが全員人選ミスとしか言えないメンヘラたちなのはどうなんだ。
49位:アポストル 復讐の掟
ゴア描写と島の雰囲気は一級品。
物語の粗が多く、なおかつ映画自体が長いのが苦しい。
48位:検察側の罪人★
木村拓哉のダークな演技は割と好き。
ここから、と思ったタイミングで唐突に終わってしまったのが残念。
47位:銀魂2 掟は破るためにこそある★
今作はむしろシリアスパートが好きでギャグパートが合いませんでした。
46位:羊の木
物語の雰囲気こそ好きだが、尺の詰めすぎでひとつひとつのエピソードが薄く感じた。
45位:坂道のアポロン
こう言う友情物語は好きなはずなのに、観た後にこれといった感想が浮かびませんでした。
44位:万引き家族★
是枝監督の雰囲気満載の作品。
評価される理由が分かる一方で、やや冗長に感じてしまった。
43位:ミスミソウ
原作再現度はかなり高いが、やや残虐描写がやりすぎのような……。
42位:blank13
映像表現や描写の数々がとても好み。
一方で佐藤二朗のシーンは全面カットでも良かったのでは、と感じた。
41位:デス・ウィッシュ★
決してつまらなくはないし順当に面白かったが、リメイクとは言え既視感たっぷり。
「午後ロー」が似合う作品でした。
明日は40位から11位までです。お楽しみに。
2017年公開映画個人的ランキング 10位〜1位
2017年公開映画個人的ランキング 30位〜11位 - a picture is worth a thousand words
ついにあと数時間で2018年ですね。
来年も観たい映画はたくさんですし、映画だけでなく様々な分野で良き一年になるように頑張りたいです。
さて、そんなわけで2017年の公開映画個人的ランキングも最終回。
10位〜1位は有名映画ばかりになるミーハーぶりですがみなさんとかぶる作品はあるでしょうか。
※ルール1:2017年1月1日~12月31日までに日本で公開された作品
※ルール2:★マーク付きは劇場で鑑賞した作品
※専用記事がない作品は簡単なあらすじを書きます
10位.HiGH&LOW THE MOVIE3 FINAL MISSION★
<感想>
ある意味で一年を通してお世話になったHiGH&LOWシリーズの1つの区切りとなる作品。
実質的な主人公であったコブラが背負い続けて来た「痛みの先にあるもの」に結論を導き出した脚本と実際に拳を使わず決着をつけるコブラの活躍に感涙。
ファン専用映画であることは間違いがないものの、シリーズを追って来て良かったと思わせてくれました。
相変わらずのツッコミどころの多さはご愛嬌。
【映画レビュー】HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION【85点】 - a picture is worth a thousand words
9位.RWBY Volume4★
<感想>
海外製アニメの日本語吹き替え総集編第4作。
多くのものを失った人間たちがそれぞれの想いを胸に立ち上がる展開に基本的に弱いのでこの順位に。
純粋に物語の構成も、相変わらずの戦闘描写の華麗さも、日本語吹き替えもクオリティが高くわざわざ東京に足を運んだ価値があったと思わせてくれる作品でした。
【映画レビュー】RWBY Volume4【80点】 - a picture is worth a thousand words
8位.マイティ・ソー バトルロイヤル★
<感想>
個人的に今年一番の伏兵映画。
マイティ・ソーシリーズがどれもあまり面白く感じなかったことに加えてあまりにも酷い邦題がついたため全く期待していなかったのですが、蓋を開けてみると全編ぶっ通しの娯楽作で最初から最後まで楽しめました。
同じ理由でスルーした方は是非とも円盤化したら鑑賞して観てください。
【映画レビュー】マイティ・ソー バトルロイヤル【85点】 - a picture is worth a thousand words
7位.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス★
<あらすじ>
依頼人から品物を盗み出し命を狙われるピーター(クリス・プラット)たちはエゴ(カート・ラッセル)と名乗る男に救われる。
そして実はエゴはピーターにとって深い関係にある存在であることが分かり……。
<感想>
相変わらずのギャグ満載展開の中に家族の絆や「家族」の定義を考えさせる物語を内包させていて終盤はMCU屈指の感動作になっている。
前作に引き続き音楽の使いどころも上手く彼等の登場が確定している『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』への期待も高まります。
6位.新感染 ファイナル・エクスプレス★
<感想>
順当な展開の連続こそが面白いと見せつけてくれた韓国製ゾンビ映画。
普段あまりゾンビ映画を観ない僕ですが、主人公の成長の描き方や王道展開の重ねがけ効果のおかげで退屈を感じずのめり込んでしまいました。
個人的3大ゾンビ映画に入る名作。
【映画レビュー】新感染 ファイナル・エクスプレス【88点】 - a picture is worth a thousand words
5位.帝一の國★
<あらすじ>
政治家への道が確約されると言われている海帝高校の生徒会長の座を狙い入学した赤場帝一(菅田将暉)。
並み居る強敵を打ち倒し生徒会長の座を手に入れるため赤場は策謀をめぐらせる……。
<感想>
「それ本当かよ!?」と言う訳の分からない策略も力技の演出で何となく納得させられてしまうとにかく演出力の高い作品。
第一印象から全くブレない登場人物のなかで唯一主人公だけが好きになったり嫌いになったり揺さぶられる楽しい物語で今年の邦画で文句なくナンバーワンでした。
<あらすじ>
多くの犠牲の上、反乱軍の勝利の鍵となるルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)を見つけ出したレイ(デイジー・リドリー)。
一方、反乱軍は帝国軍の苛烈な攻撃を受け壊滅寸前に追い込まれていた……。
<感想>
シリーズでも随一の賛否両論作。
定石と言える要素を多く裏切り展開の唐突さやとあるキャラの必要性や突飛な行動に批判が集まったが個人的にはシリーズのなかでもトップクラスに大好きな作品。
序盤こそは不満こそあるが終盤の熱いシーンの応酬は初鑑賞時には血が熱くなるのを感じたほどでした。
3位.ギフテッド★
<あらすじ>
自殺した姉の娘メアリー(マッケナ・グレイス)を男手一つで育てるフランク(クリス・エヴァンス)。
亡き姉と同じ天才の頭脳を持つメアリーを普通の女の子として育てようと考えるフランクだが周囲がその状況をよしとせず……。
<感想>
天才は世界に貢献させるために徹底的な教育をさせるべきなのか、普通の人と同じ幸せを掴ませるべきなのか、幸せの形と家族愛について描かれたヒューマンドラマ。
自身の理想を子供に押し付けることの意味などストレートなメッセージ性が心に刺さる。俳優陣の演技も良くヒューマンドラマというジャンルで今年トップの作品でした。
2位.ザ・コンサルタント★
<あらすじ>
自閉症でありながら天才的な数学的頭脳を持つ会計士クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)。
彼には地域密着の会計士という顔の裏に闇社会を歩き渡る会計士と言う裏の顔があった……。
<感想>
今年もやって来ました舐めてかかった相手が実はめちゃくちゃ強い奴でしたシリーズ。
しかし、この作品は例年のその手の映画と違い物語性が非常に優れており想像の斜め上を行く終盤の展開と会計士として陰謀の謎を解明していく面白さ、そして主人公の圧倒的強さなど見所が何重にも加わった一味違う最強キャラ作品。
既に続編が決まっているほどの人気で僕も大好きな作品でした。
1位.ハクソー・リッジ★
<あらすじ>
田舎町でキリストの教えを信じ生きてきた心優しき青年デズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)。
ある日、彼は戦地で命を落とす兵士たちに心を痛め、衛生兵として命を救うために兵役を免除されていたにも関わらず陸軍に志願する。
しかし、人を殺さないと言う教えを大事にしていたデズモンドは銃を持つことを拒否した事から軍内で嫌われ……。
<感想>
第二次世界大戦下、沖縄の戦地で敵味方問わず多くの人間を救った銃を持たない英雄を映画化したメル・ギブソン監督作。
実話映画にありがちな展開の起伏の無さや、前提条件として知っておかなければならないことの多さなどがこの映画にはなく前知識ゼロの状態から1つの映画としてしっかりとした起伏の上で楽しめる作品。
「なぜ彼が軍内で嫌われるのか」「沖縄の戦いはどのような過酷な戦いだったのか」「彼の偉大な行いとは」が臨場感たっぷりと描かれ、戦地において人を殺さずに英雄となったデズモンド・ドスと言う人の偉大さを知れます。
古今東西の第二次世界大戦を描いた作品の中で一番心に響いた作品でした。
以上で僕の2017年公開映画ランキング92位〜1位を紹介し終えました。
今年は革命的な作品と呼べる作品こそ少なかったものの作品としての質は高い作品が多い印象でした。
来年も様々な映画が楽しめる一年であってほしいですね。
それでは皆さんも良いお年をお迎えください。
2017年公開映画個人的ランキング 30位〜11位
2017年公開映画個人的ランキング 60位~31位 - a picture is worth a thousand words
さて、そろそろ新年も近づいてまいりました。年を越す準備は出来ているでしょうか?
ちなみに僕は全く出来ていません。
でも、そんな状況でもこのランキングだけは何とか書き切りたいので頑張っていこうと思います。
今回は30位〜11位、いよいよ終盤です。
10位までは一言ですましていくのでよろしくお願いします。
※ルール1:2017年1月1日~12月31日までに日本で公開された作品
※ルール2:★マーク付きは劇場で鑑賞した作品
30位.22年目の告白-私が殺人犯です-★
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・大好きな藤原竜也がメインとなる韓国映画のリメイク。上手く脚本を日本用に落とし込んであって原作よりも面白く感じた。
29位.ナイスガイズ!★
・ダメダメ探偵とアウトロー喧嘩屋の凸凹コンビが陰謀に挑む作品。ギャグ、心の成長、陰謀の行方、どれを取ってもセンスが良く何より女の子が可愛い(結局それか)。
28位.メッセージ★
・ばかうけが地球に降り立つSF。『コンタクト』にかなり類似点のある作品で終盤の哲学臭さも似てる。
27位.マンチェスター・バイ・ザ・シー★
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・アカデミー主演男優賞受賞作。過去の罪を背負い今を投げ出した男と父を亡くした子供の気まずい同居生活。完全に晴れやかには終わらないのが心に残る。
26位.ジョン・ウィック:チャプター2★
・アクションは多様性も含め超進化。一方、物語は主人公の身勝手さが目立ち一切感情移入が出来ない内容に……。
25位.オリエント急行殺人事件★
・まさかの再実写化を遂げたポアロ。やけにアクション多い予告編にビビっていたが意外にも原作に沿った堅実な出来。
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・NETFLIXオリジナル映画。ギャグとアクションが良質でドタバタアクションが楽しめる。サミュエル・L・ジャクソンがやりたい放題。
【映画レビュー】ヒットマンズ・ボディガード【75点】 - a picture is worth a thousand words
23位.ブレードランナー2049★
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・名作SFの続編。芸術性の高い映像美で世界観にグイグイ引き込まれる。切り詰めれば2時間切れたよね?と言う部分は「それな」としか思えませんが。
【映画レビュー】ブレードランナー 2049【80点】 - a picture is worth a thousand words
22位.ハードコア★
・完全一人称視点のFPS映画。次から次へと現れるボスのような敵含めゲームをやっているかのような感覚になれる脳汁ドバドバ映画。
21位.T2 トレインスポッティング★
・数年ぶりの続編が最近流行っている中、前作の完結編として完成度が高い。前作に思い入れのある人にほど観て欲しい。
20位.ユリゴコロ★
・殺人や人物に依存を求める1人の女性の生涯を描く吉高由里子主演作。ある種のサイコパスがメインにも関わらず深く共感してしまう。
【映画レビュー】ユリゴコロ【75点】 - a picture is worth a thousand words
19位.散歩する侵略者★
・中々にエグい描写があるにも関わらず全体的にのほほんとした雰囲気が不気味。邦画らしい空気感のSFとして面白かった。
【映画レビュー】散歩する侵略者【80点】 - a picture is worth a thousand words
18位.IT “それ”が見えたら、終わり。★
・ドッキリ系ホラーは苦手だが今作は楽しんで観れた。子供の成長物語的な要素も強く立ち向かう大切さが分かる。ピエロは鉄パイプで殴るもの。
【映画レビュー】IT “それ”が見えたら、終わり。【75点】 - a picture is worth a thousand words
17位.ラ・ラ・ランド★
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・世界的に話題なったミュージカル映画。ヒロインが次々に男を変える展開が個人的に辛いがミュージカルとして良質。
16位.夜明け告げるルーのうた
・異人種と人間との交流を描いたアニメ映画。この手の作品の王道パターン+歌と言う感じだが決して嫌いじゃないどころか安心して観れる。
【映画レビュー】夜明け告げるルーのうた【75点】 - a picture is worth a thousand words
15位.スパイダーマン ホームカミング★
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・MCUに加わった新生スパイダーマン。学生の成長物語と言う新たな世代を感じさせる内容。新MJの魅力も今後が楽しみ。
【映画レビュー】スパイダーマン:ホームカミング【82点】 - a picture is worth a thousand words
14位.パッセンジャー★
・同じ状況に陥ったら主人公と同様の行動をとりそうな自分が怖い。内容自体も良質なSFです。
13位.ベイビー・ドライバー★
・音楽の使い方が秀逸なクライムムービー。どのキャラも一癖あるスタイリッシュな作品。
【映画レビュー】ベイビー・ドライバー【78点】 - a picture is worth a thousand words
12位.BLAME!
・NETFLIXと劇場で同時公開されたカルト的人気を誇るSF漫画の映像化作品。原作への強い尊敬を感じる映像化で純粋に一作の作品としても充分なクオリティ。
11位.HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY★
・どんどん大掛かりになっていくアクションの楽しさと構図としての魅力、テンプレ的な熱い展開も強い。
【映画レビュー】HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY 【80点】 - a picture is worth a thousand words
以上、30位〜11位でした。
いよいよ明日は10位〜1位です。お楽しみに。
2017年公開映画個人的ランキング 60位~31位
2017年公開映画個人的ランキング 92位~61位 - a picture is worth a thousand words
さて、今回も2017年公開映画個人的ランキングの続きを書いていこうと思います。
実は昨日から今日までの間にNETFLIXオリジナル映画『ブライト』を観たのですが92作って言ってしまってるので泣く泣くランキングには載せません……。
10位までは一言ですましていくのでよろしくお願いします。
※ルール1:2017年1月1日~12月31日までに日本で公開された作品
※ルール2:★マーク付きは劇場で鑑賞した作品
60位.ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章★
・ミスキャストな部分も感じるが俳優陣の演技によりあまり気にならない。CGの出来も邦画としては悪くなく続編に期待したいが売上が……。
59位.ワンダーウーマン★
・キャラの説明や生い立ちなどは丁寧に描かれているのだが終盤がとにかく雑。
【映画レビュー】ワンダーウーマン【60点】 - a picture is worth a thousand words
58位.キング・アーサー
・僕の知らない聖剣物語だが終盤アクションシーンのゲーム感は一見の価値あり。
【映画レビュー】キング・アーサー【55点】 - a picture is worth a thousand words
57位.斉木楠雄のψ難★
・俳優陣の頑張りが伝わるコメディ映画。福田雄一監督と原作との相性も良く、ヨシヒコ好きとしては楽しめた。
【映画レビュー】斉木楠雄のΨ難【65点】 - a picture is worth a thousand words
56位.暗黒女子★
・清水富美加の演技のおどろおどろしさが光るイヤミス(後味の悪いミステリー)映画。登場人物が総じてクズなのである意味凄い。
55位.DCスーパーヒーローズ VS 鷹の爪団★
・まさかのジャスティス・リーグとのコラボ作。どちらサイドも大活躍だがシリーズ恒例の見事な伏線回収は無い。
【映画レビュー】DCスーパーヒーローズ VS 鷹の爪団【65点】 - a picture is worth a thousand words
54位.氷菓★
・原作に誠実な作りで好感が持てるがそもそも氷菓のエピソード自体があまり好きではなかった。
【映画レビュー】氷菓【65点】 - a picture is worth a thousand words
53位.亜人★
・序盤の綾野剛のアクションで度肝を抜かれるが黒い幽霊が出てきてから肉弾戦が減りがっかり。
【映画レビュー】亜人【70点】 - a picture is worth a thousand words
52位.ダンケルク★
・前線で戦う男たちの決死の逃走劇、特に戦闘機のパイロットの視点が熱いがダンケルクの戦いの全容はイマイチ伝わってこない。
【映画レビュー】ダンケルク【70点】 - a picture is worth a thousand words
51位.ジャスティス・リーグ★
・ジャスティス・リーグシリーズでは一番面白かったが、初登場が多すぎて一人一人をしっかりと描き切れていない気がした。
50位.ドクター・ストレンジ★
・映像がとにかく美しくまた奇妙で映像美の面ではシリーズ屈指。ただやはり尺の都合上展開が飛び飛びな部分が否めない。
49位.バイオハザード:ヴェンデッタ★
・作中でも特に人気の高いレベッカが登場したりレオンがジョン・ウィックばりのアクションを見せたり熱くはあるが、この世界はゾンビ対策がいつになったら出来るのだろうか……。
48位.ワイルド・スピード ICE BREAK★
・薄々感じていたことだが徐々にエクスペンダブルズ寄りに。細かく考えず楽しむ映画としては鉄板シリーズ。
47位.きみの声をとどけたい★
・短距離ラジオ局を描いた青春アニメ。序盤の主人公の謎行動さえ除けばそれなりに心が洗われる作品でした。
【映画レビュー】きみの声をとどけたい【65点】 - a picture is worth a thousand words
46位.探偵はBARにいる3★
・シリーズの定番を抑え、シリーズとしての面白さは安定しているが個人的には悪役含め1作目の方が好き。
45位.ライフ
・宇宙ステーション内でエイリアンに襲われる作品。『エイリアン』へのリスペクトが多いのは嬉しいがエイリアンを写しすぎない方が怖かった気がする。
44位.3月のライオン 前編★
・勝負の世界の大変さが伝わる前編はかなり好き。なんだかんだでみんな良い人。
43位.キングコング 髑髏島の巨神★
・次々とモンスターが襲いかかるモンスターパニック映画。ジュラシックと方向性は同じ。
42位.LOGAN/ローガン★
・ボケジジイになったチャールズを見るだけでかなり辛い。ローラが可愛いのが救い。
41位.パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊★
・若ジャックが全てを持っていく格好良さ。彼で過去作を作ってください……。
40位.アトミック・ブロンド★
・最近の軽い格闘にケンカを売るような重い肉弾戦。シャーリーズ・セロンとソフィア・ブテラの絡みがあります。
【映画レビュー】アトミック・ブロンド【70点】 - a picture is worth a thousand words
39位.ガールズ&パンツァー 最終章 第1話★
・展開はいつものガルパン。分割商法なのが少し引っかかる。
38位.フレンチ・ラン
・バディムービーの王道を抑えた作品。スリの天才と脳筋のコンビは熱い。
37位.夜に生きる
・順当なノワール映画だがこの時代にノワール映画の新作を観れるのが嬉しい。
36位.LION/ライオン 25年目のただいま
・実話なのが凄いと思うがいくつかのキャラは宙に浮いたままで少しモヤモヤする。
35位.ジーサンズ はじめての強盗
・じーちゃん達が強盗する映画。後味すっきりで鑑賞後は頑張ろうって気になります。
34位.特捜部Q Pからのメッセージ
・シリーズ3作目。地味な推理映画だが相変わらず雰囲気と景色が美しい。
33位.バーニング・オーシャン
・実話映画とは思えないほどの迫力ある脱出劇。人災なのがはっきりわかる。
【映画レビュー】バーニング・オーシャン【75点】 - a picture is worth a thousand words
32位.心が叫びたがってるんだ。★
・アニメ版の方が迫力があったように感じたものの実写化としては演技力や雰囲気を含め良作だと思いました。
31位.モアナと伝説の海
・カカモラ戦がほぼマッドマックス。冒険モノとして平均以上の出来です。
明日は30位~11位までです。お楽しみに。
2017年公開映画個人的ランキング 92位~61位
毎日更新を心掛けていたのにいつからか更新をサボっていました。
「もう次の更新は年末で良いかな」と言う弱い心を突かれこんな時期になってしまったので今年も2017年公開映画の個人的ランキングを公開していこうと思います。
10位までは一言ですましていくのでよろしくお願いします。
※ルール1:2017年1月1日~12月31日までに日本で公開された作品
※ルール2:★マーク付きは劇場で鑑賞した作品
92位.Death Note
・怒り狂い銃を持ったLとのチェイスシーンがあるデスノート。心理戦の魅力は0。
【映画レビュー】Death Note【25点】 - a picture is worth a thousand words
91位.鋼の錬金術師★
・ペラペラ言葉で説明するために延命された大泉洋と本田翼にしかみえない本田翼
90位.相棒 劇場版Ⅳ★
・北村一輝の無駄遣いと登場した段階でバレバレな黒幕。
89位.ハルチカ★
・大好きな原作から面白い要素の大部分を除いた普通の吹奏楽映画。
88位.アサシン クリード★
・今年も現れた時間の無さゆえのダイジェスト映画。ラストは好き。
87位.バッド・バディ!私とカレの暗殺デート
・殺陣もイマイチ、ヒロインが強い設定も必要があったと思えない。
【映画レビュー】バッド・バディ!私とカレの暗殺デート【40点】 - a picture is worth a thousand words
・前作のような予想を超える物語や熱い展開が今作には見い出せなかった。
85位.キアヌ
・キアヌ・リーヴスが猫の声を担当した部分以外はコメディとして凡作。
【映画レビュー】キアヌ【65点】 - a picture is worth a thousand words
84位.ノー・エスケープ 自由への国境
・恐怖感はそこそこあれど単調な追いかけっこが続く後半は少しだれる。
83位.ひるね姫 知らないワタシの物語★
・夢の世界と現実がリンクすると言う展開は中盤まで悪くなかったが終盤が現実世界を描かなさ過ぎて納得が出来ないものだった。
82位.3月のライオン 後編★
・後編と銘打っているにも関わらず宗谷の耳のくだりなど無駄になった伏線が多く完結編としてはイマイチ。
81位.傷物語Ⅲ 冷血篇★
・やはり全体的に尺を取りすぎでは?と言う印象は否めない。切り詰めれば1作で出来た気がする。
80位.サクラダリセット 後篇
・相変わらず相手の心情頼りのガバガバ戦略が目につく。及川光博は相変わらず素敵。
【映画レビュー】サクラダリセット 後篇【50点】 - a picture is worth a thousand words
79位.追憶
・演技や過去の罪を背負い生きる雰囲気は良いが、現代の事件がかなりおざなりなのでは……。
78位.雨の日は会えない、晴れた日は君を想う★
・ジェイク・ギレンホール目的で鑑賞。メッセージ性の強い映画だがそのメッセージが全く分からなかった。
77位.三度目の殺人★
・完全に好みの問題ですが、オチが分からずに終わるにしてももう少し絞ってほしい。
【映画レビュー】三度目の殺人【40点】 - a picture is worth a thousand words
76位.PARKS
・自分勝手な人物が多すぎる印象。橋本愛+ギターの最強組み合わせをもっと活かして欲しかった
75位.無限の住人
・るろうに剣心を見た後だと殺陣が微妙。主人公の戦法もゾンビ戦法ばかりなのが残念。
【映画レビュー】無限の住人【45点】 - a picture is worth a thousand words
74位.グレートウォール★
・青の兵隊より岩落とした方が絶対強いとかツッコミながら見るのが最適な映画。
73位.マグニフィセント・セブン★
・西部劇の復興作として嬉しい限りなのですが、原作ファンの懐古厨としては設定変更のオンパレードや西部劇の時代にあり得ない設定が辛い。
72位.ザ・マミー 呪われた砂漠の王女★
・大味オブ大味トム映画。今後のモンスターユニバースへの期待は高まる。
71位.サクラダリセット 前篇
・漂う「静」の雰囲気や能力の組み合わせで不可能を成す展開は面白いが、大事な部分は心情任せ。
【映画レビュー】サクラダリセット 前篇【60点】 - a picture is worth a thousand words
70位.哭声/コクソン
・不気味さや差別による集団心理の恐ろしさは映画内からひしひしと感じたがラストが個人的に好きではなかった。
69位.NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム
・バカッターと呼ばれた現象を見せつけられるような映画、終盤は好きだが前半が痛々しすぎてキツい。
【映画レビュー】NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム【50点】 - a picture is worth a thousand words
68位.東京喰種★
・窪田正孝や清水富美加など演技力は抜群であったと思うが盛り上がる前に終わってしまった印象。次回作に期待だが……。
67位.ゴースト・イン・ザ・シェル★
・攻殻ファンなのでハリウッドでの実写化はとても嬉しい!けど何か違うぞ……!何よりビジュアルがどれもイマイチ。
・やけに叩かれてたけどそんなに酷くは感じなかった。とは言えわざわざアニメで焼き直す必要性も良く分からず。
65位.銀魂★
・銀魂のギャグの空気感やキャラの再現度は今年の実写化の中でもナンバーワン。しかし、ラストの戦闘が一番微妙でした。
64位.咲-Saki-
・アイドルを多く起用したダメ実写化かと思いきやかなり楽しんでみることが出来る。時間の関係上仕方ないが空気キャラが多すぎるのが悲しい部分か。
【映画レビュー】咲-Saki-【65点】 - a picture is worth a thousand words
63位.レゴ バットマン ザ・ムービー★
・バットマンを詳しく知らずともその苦悩や人となりがしっかりと分かるレゴアニメ映画。ギャグとノリが合うか合わないかが胆。
62位.パトリオット・デイ★
・ボストンマラソン爆弾テロ事件を題材にした映画。犯人側の視点や被害者側の視点も描かれ詳しく事件を知ることが出来るが主人公がオリジナルキャラなのが「うーん」と感じてしまった。
61位.アウトレイジ 最終章★
・迷惑もハローワークもないんじゃボケェ!ノワール色がシリーズいち強く、良くも悪くも一番人を選ぶ作品に。
【映画レビュー】アウトレイジ 最終章【70点】 - a picture is worth a thousand words
明日は60位~31位までです。お楽しみに。
【映画レビュー】無限の住人【45点】
原作未読者にはあまり向かないダイジェスト感溢れる展開
・短評
意欲的であることは間違いないが、第二の『るろうに剣心』にはなれなかったと言う印象
・あらすじ
八百比丘尼(山本陽子)と名乗る老婆に血仙蟲と言う虫を体内に宿され不死身となった男、万次(木村拓哉)。
惨殺された両親の仇を討つことを悲願とする少女、浅野凜(杉咲花)の懇願により万次は修羅の戦いへと身を投じることになる……。
・感想
日本での興行収入は振るわなかったものの、海外の批評家たちから好意的な評価を受けていること興味を持ち、原作未読ですが鑑賞してみましたが、僕としてはこの映画はイマイチに感じてしまいました。
原作は30巻にも及ぶ長作になっているとのことですが、噂によるとこの作品まさかの1巻から30巻までを描くと言う140分ほどの上映時間でかなり無理をしています。
凄まじい腕を持ち、まがまがしい形相や深い過去を持ち登場する敵キャラが数分であっさりやられていく展開の連続や、万次と凛の関係性の描写も薄さなど全体を通して物語をダイジェストで描いただけにしか思えませんでした。
殺陣にも少し不満があり、各自の動きを特徴的にして集団戦でも見やすくしている殺陣であるとは思うのですが実写版『るろうに剣心』の殺陣の格好良さには及んでいません。
リアル路線の殺陣を貫くなら、行き過ぎたスピード感はリアリティを欠如させる要因となってしまいますが今作は完全なファンタジー路線。この路線での殺陣は『るろうに剣心』と言う成功例があるため、今作は少しイマイチに感じてしまいました。
主人公の万次の強さも描き切れておらず、1人で100人を倒したと言う経歴が活きていないように感じ、基本的に全員不死身で死なないことを使った奇襲以外で勝っているシーンが見られず「実のところ腕は大したことないんじゃ……」との疑念が最後まで晴れませんでした。
全体を通して説明不足かつ殺陣もイマイチ、と僕は感じたのですが原作のファンにはそれなりに受けが良く、楽しかったと言う意見を聞く作品でもあるので原作も読んでみたいと思います。
【映画レビュー】メン・イン・ブラック【75点】
テンポが良く何回観ても楽しめる定番娯楽SF
・短評
コメディ満載の展開に混ざる丁度いい量のシリアスで飽きない100分
・あらすじ
NYPDの刑事ジェームズ(ウィル・スミス)はある事件の容疑者を追跡中に常人離れした身体能力と不可思議な兵器を目にしてしまう。
容疑者の自殺と隠すことなくすべてを報告したジェームズは逆に仲間に疑われることになってしまうが、事件に興味を持った謎の男K(トミー・リー・ジョーンズ)が取調室に現れ……。
・感想
1997年に公開され、莫大な興行収入を記録したウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのW主演作品。
シリーズは3作作られ、地上波でも幾度となく放映されたため日本でも知名度の高い人気シリーズでもあります。
『メン・イン・ブラック』は「UFO(未確認飛行物体)や未知の物体が確認されたところに黒スーツの男たちが現れる」と言うアメリカの都市伝説の名称であり、ある意味では都市伝説の実写版と言うB級色の強いプロットなのですが、驚くほど面白い作品に仕上がっています。
僕も子供の頃から何回も鑑賞している作品なのですが、改めて鑑賞してみてこの映画の面白さがどこにあるのかを再確認しました。
トミー・リー・ジョーンズ演じる堅物で厳しい人物ながら、身体を張り仲間を信じるKはシリーズを通してもファンが多く、役者の年齢のためか老年Kの登場シーンが多くない3作目でガッカリしたと言う意見も聞くほどです。
しかし、やはりこの映画を大ヒットに仕立て上げたのはウィル・スミスの力が多かったように思えます。
地球に降り立ったエイリアン、バグ。人を容赦なく殺す人の皮を被ったバグの行動は恐ろしく、その不気味な動きも交え子供の頃に鑑賞した際は軽くトラウマになるレベルでした。
ですが、ウィル・スミス演じるジェームズの物怖じしない陽気な性格がウィル・スミスの演技にマッチしていて新人構成員の彼がジョークと得意の口先で笑わせてくれるため怖いシーンも乗り切れます(逆に全体がコメディタッチなのでバグのシーンは怖いのですが)。
映画全体として考えるならば、彼の「ウザくならない程度に陽気で面白い」と言う要素こそがこの映画の最大の魅力だったのではと思いました。
そして1997年公開映画でありながら、CGもかなり秀逸。
映画を観ている最中に「あ、これもろ合成じゃん」と言うような現実へ引き戻される映像技術の稚拙さは当時の映画にしてはあまり感じず全体的に違和感を覚えることはありませんでした。
正直1作目は何度も何度も観ているため、再鑑賞してもざーっと観るだけかなーなんて思っていたのですが実際に鑑賞してみると面白く、飽きることのない100分間でした。